大刀剣市 カタログ掲載品
米光太平

特別保存刀装具 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

重要無形文化財保持者 (人間国宝)

No.F00204

桐箱 共箱 - 米光太平翁筆

     参 考 品

竪長さ : 8.3cm   横長さ : 8.1cm  耳の厚さ : 0.4cm

画題

双巴透九曜紋唐草図

: 熊本県

時代 : 現代

鑑定書

(財)日本美術刀剣保存協会

特別保存刀装具鑑定書

平成25年04月24日

光正(米光太平) 

 

竪丸形、鉄磨地、陰透、金布目象嵌、丸耳

説明

 米光太平光正翁は、明治21年に熊本市に生まれ、母の実家である田辺家で成長する。15歳より叔父の田辺吉太郎から肥後象嵌の技法を教わり、神吉の正統な技術を受け継いでいる。。大正10年に50歳で独立、昭和35年(1960)、72歳で熊本県重要無形文化財指定、昭和40年(1965)、77歳で国の重要無形文化財保持者(人間国宝)の指定を受け、後進の指導を続け、昭和55年(1980)、92歳にて没した昭和の大名工といえる。鐔の作品は、すべてで30枚程度といわれており、貴重といえる。なお、米光太平翁の作品は、「肥後米光太平光正 昭和癸卯七十六才勤作」(昭和38年-1963)と銘がある引両透唐草図鐔が、銘を切った最初の作品であるといわれ、それ以前の作品はすべて無銘となる。

 この鐔は、大振りな一枚にて独特な羊羹色をした肌合いに、左右に巴を大胆に配し、金布目象嵌にて九曜紋と唐草をあらわしている。鐔の全面に施された金象嵌は密度が濃く、如何にも豪華であり、さらに細かに目をやると象嵌は精緻を極めている。

 箱書に拠れば、昭和49年(1974)、70歳の古希(昭和32年-1957)の作に、自身の作と認め箱書をした旨が書かれている。なお、前述の通り、昭和38年(1963)以前は銘を切っていない為、元来、無銘であった作に、箱書と同時期に「光正」の二字銘を米光太平翁が追銘したものと推察される。

備考

米光太平翁箱書

「鐔 鉄地丸形双巴透 九曜二重唐草金象嵌七十才古希之作之

昭和甲寅年春日 米光太平光正(落款)」(昭和49年-1974)

米光太平1
米光太平2
米光太平3
米光太平4
米光太平5
米光太平6
米光太平7
米光太平8

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