店主挨拶

 このたび、ホームページを開設させていただきました「つるぎの屋」でございます。

 当店の屋号「つるぎの屋」は(株)刀剣柴田にて11年間の修業の後、独立を許され、昭和55年(1980年)に師匠である柴田光男先生より頂戴した大切な宝物であります。今後も、「つるぎの屋」の屋号を汚すことなく、信用第一を信念にお客様に喜んでいただける商品をお届けさせていただく所存であります。何卒、宜しくご愛顧賜りますようお願い申し上げます。

 当店は、毎年秋に東京:新橋の東京美術倶楽部で行われる世界最大の刀剣展示即売会である「大刀剣市」に昭和63年(1988年)の第1回より毎年参加しております。出店舗数約80店舗であり、北海道から九州まで全国各地の刀剣商が一堂に会し、正に夢の大刀剣展示即売会であります。入場者数も3日間で延べ7,000人近く毎年増え続け、日本全国各地の愛好家はもとより遠くアメリカ、ヨーロッパを中心に世界各国より来て下さるようになりました。多くのお客様のお越しを心よりお待ちしております。

 

平成19年9月吉日      
つるぎの屋 店主 冥賀 吉也

 

 

屋号の由来

 昭和44年(1969年)、柴田光男先生が(株)刀剣柴田の支店を東京は神田駿河台に開設されました。その折、お祝いとして佐藤寒山先生より「つるぎの屋」(つるぎ乃屋:つるぎのや)の屋号を贈られました。

 これは、幕末に正三位千種有功卿が京都の著名な刀剣商:岸本正之助翁のために「草薙の屋」(草薙廼舎:くさなぎのや)という屋号を贈られた故事にもとづいたものであります。 昭和55年(1980年)、冥賀吉也が柴田光男先生より独立を許され、「つるぎの屋」の屋号と柴田光男先生直筆の「つるぎの屋」の額を祝いとして頂戴いたしました。