商品詳細

大刀剣市 カタログ掲載品

刀 真利(一文字)

 (古刀上々作)

Tachi [Ichimonji Sanetsohi]
第16回重要刀剣
NBTHK Jyuyo Paper No.16
No. F00320
(附) 黒呂色塗金蒔絵龍文鞘打刀拵
白鞘 田野辺探山先生鞘書 金着二重鎺
15,000,000

刃長 : 72.0cm(2尺3寸8分) 反り : 2.6cm(8分) 

元幅 : 2.9cm 先幅 : 1.75cm 元重 : 0.55cm 先重 : 0.4cm 

登録証:

東京都教育委員会
昭和48年10月16日
国: 備前国 (岡山県-南東部)
時代: 鎌倉時代中期 建長頃 1249-1255年頃

鑑定書:

(公)日本美術刀剣保存協会
重要刀剣指定書
昭和42年8月10日
銘: 真利
形状 : 鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常に、腰反り高くつき、中鋒詰まりごころとなる。
鍛 : 板目に杢交じり、大肌などもみられ、肌立ちごころに、地沸つき、地景入り、乱映りたつ。
刃文 : 丁子乱れ、小湾れ、小互の目交じり、足入り、飛焼きつれて二重刃の趣があり、小沸つき、処々の金筋かかる。
帽子 : 殆んど直ぐに先小丸、裏二重こころがある。
彫物 : (なし)
茎 : 磨上、先栗尻、鑢目(新)勝手下り、(旧)筋違、目釘孔一。
拵 : 塗鞘打刀拵 総長 : 101.5cm
鐔 :

波濤龍図、丸形、赤銅地、金色絵、片櫃孔、無銘

高さ:7.4cm 幅:7.1cm 厚さ:0.35cm

柄 : 白鮫着、黒糸柄巻。長さ:24.5cm
縁頭 :

波濤龍図、赤銅魚子地、高彫、金色絵、無銘

高さ:3.8cm 幅:2.2cm

目貫 : 雲龍図、赤銅容彫、金色絵
小柄 : 砂潜龍図、赤銅魚子地、高彫、金色絵 縦:9.8cm 横:1.4cm

説明:

福岡一文字派は、則宗を祖として鎌倉時代初期に興り、同時代中期に最も繁栄した。鎌倉時代中期の刀工たちは一段と華やかで華麗なものとる。真利は銘鑑では、古備前、福岡一文字、片山一文字、及び長船に同名を挙げており、一文字則房の門人で後に片山に移住したと云い、その二代は備前長船住で時代は文永とある。

 本作は、 形状は、鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常に、腰反り高くつき、中鋒詰まりごころとなる。地鉄は、板目に杢交じり、大肌などもみられ、肌立ちごころに、地沸つき、地景入り、乱映りがたつ。刃文は、丁子乱れ、小湾れ、小互の目など交じり、足入り、飛焼きつれて二重刃風となり、小沸つき、処々の金筋かかり、帽子は殆んど直ぐに先小丸、裏二重こころとなるといった優れた出来口を示している。
附帯する黒呂色塗金蒔絵龍文鞘打刀拵も、金具は全て赤銅地に竜図を金色絵で施しており、鞘には同じく竜図が金蒔絵にてあらわされた豪華なもので、作品の格調をより高いものとしている。

備考:

古刀上々作

 

田野辺探山先生鞘書

「第拾六回重要刀剣指定品 備前国福岡一文字真利
磨上而二字銘有之多彩で変化に富む丁子乱を焼申候而出来宜敷く鎌倉中期同派最盛期の特色を顕現す 可然珍重哉

刃長二尺三寸七分半有之 維時庚寅年長月探山辺道識(花押)」

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