商品詳細

大刀剣市 カタログ掲載品

鐔 (無銘) 赤坂忠時

Tsuba [Akasaka Tadatoki]
保存刀装具
NBTHK Hozon Paper
No. F00288
桐箱

竪長さ : 8.3cm 横長さ : 8.1cm 耳の厚さ : 0.7cm 

画題:

雲月落雁図
国: 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部)
時代: 江戸時代中期

鑑定書:

(公)日本美術刀剣保存協会
保存刀装具鑑定書
平成31年2月22日
銘: (無銘)  赤坂忠時
形状 : 竪丸形、鉄地、鏨鋤下地透、丸耳

赤坂鐔は江戸の赤坂に居住したところからその名があり、江戸初期、寛永ごろの忠正を初代として幕末まで栄え、上三代は無銘である。有銘のものは四代の彦十郎忠時からあり、八代まで同名をきる。赤坂四代忠時は、赤坂系図では四代目にあたるが在銘の赤坂派の鐔はこの人から存在する。宝永年間に赤坂派鐔工の頭領となり、延享三年に没し、在職期間は三十数年に及ぶ。当時、宗珉・利寿・安親などの著名金工と共に江戸文化のなかで透鐔の伝統を守り活躍した。作風は純赤坂風のものと肥後風のものの両様があり、精巧を極むと云われている。

大振りで鉄味も良い鐔で、鏨がよく聞いており躍動感が感じられる。切羽台の上下にみられる化粧鏨は五代忠時にみられるものである。

説明:

備考:

詳細写真1
詳細写真2
詳細写真3
詳細写真4
詳細写真5
詳細写真6