商品詳細

大刀剣市 カタログ掲載品

刀 (無銘)相州行光(古刀最上作)

Katana [Soshu Yukimitsu]
第24回重要刀剣
NBTHK Jyuyo Paper No.24
No. F00215
白鞘 金着二重ハバキ

刃長 : 66.0cm (2尺1寸7分強) 反り : 2.0cm (6分強)

元幅 : 2.8cm 先幅 : 1.7cm 元重 : 0.5cm 先重 : 0.45cm

登録証:

東京都教育委員会
昭和51年06月24日
国: 相模国 (神奈川県-中・西部)
時代: 鎌倉時代後期 嘉元頃 1303-1306年頃

鑑定書:

(公)日本美術刀剣保存協会
重要刀剣指定書
昭和51年10月07日
銘: (無銘) 行光
形状 : 鎬造、庵棟、反り深く、中鋒となる。
鍛 : 板目肌、地沸厚くつき、地景頻りに入る。
刃文 : 直刃調にのたれかかり、互の目、小乱れ交じり、匂い深くよく沸づき、砂流し、金筋かかる。
帽子 : 直ぐにごころに小丸。
彫物 : 表裏に棒樋を掻き通す。
茎 : 大磨上、先切、鑢目勝手下がり、目釘孔五、無銘。

説明:

 相州行光は新藤五国光の門人で同門の則重、正宗と共に相州伝を協調した刀工である。在銘のものは少なくて短刀に限り、これをみるに新藤五国光譲りの直刃のもの、直ぐに湾れの交じるもの等があるが、古来極めものには盛んに乱れたもの、飛焼が入って皆焼風のものもある。この刀は大磨上無銘ながら、地刃の出来がよく行光と鑑せられるものであり、地景、金筋の働きも豊富である。

備考:

古刀 最上作。

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