商品詳細

大刀剣市 カタログ掲載品

刀 堀川國廣(新刀最上作)(大業物)

Katana [Horikawa Kunihiro]
第22回重要刀剣
NBTHK Jyuyo Paper No.22
No. F00016
白鞘 金無垢二重ハバキ
国広大鑑・藤代名刀図鑑 所載

刃長 : 70.2cm (2尺3寸1分) 反り : 1.4cm (4分)

元幅 : 3.2cm 先幅 : 2.5cm 元重 : 0.6cm 先重 : 0.5cm

登録証:

静岡県教育委員会
昭和41年03月15日
国: 山城国 (京都府-南部)
時代: 江戸時代初期 慶長15年頃 1610年頃

鑑定書:

(公)日本美術刀剣保存協会
重要刀剣指定書
昭和49年06月01日
銘: 国広
形状 : 鎬造、庵棟、身幅広めに、反り浅く、中鋒延びる。
鍛 : 板目、肌立ちごころに、地沸つき、地景入り、ザングリとする。
刃文 : 小のたれ調に互の目交じり、小足入り、沸よくつき、砂流しかかる。
帽子 : 乱れこんで、小丸。
彫物 : 表に護摩箸。裏に腰樋と細樋。
茎 : 生ぶ、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔二、中一埋、指表目釘孔の下やや棟寄りに、大降りの二字銘がある。

説明:

堀川国広の慶長十五年頃の作で、姿はいわゆる南北長期の太刀を大磨上げにしたものをみるように、元幅と先幅の差がさまで大きくなく、身幅広めに反りは浅く、鋒が延びている。

彼の作刀の理想としたところは相州伝の復活にあり、特に志津に対してその傾向が強い。

この刀は同工の力量をよく示した一口である。

備考:

新刀 最上作。

大業物。

詳細写真1
詳細写真2
詳細写真3
詳細写真4