和暦西暦皇紀干支一覧

日本刀における最古の年紀を有するものは、重要美術品指定の波平行正（平治元年紀：1159）や古備前義憲・宗義（正治三年紀：1199）、再刃ながら重要美術品指定の豊後行平（元久二年紀：1205）が現存している。続いて、重要文化財指定の備前友成（嘉禎三年紀：1237）などがある。

また、南北朝時代には相州、山城、備前正系などの刀工は北朝年号を使用するのに対し、備前長義系、備中青江、左安吉などの刀工は南朝年号を使用するなどの特徴をみせている。

西暦とは、イエス・キリストが生まれたとされる年の翌年を元年（紀元）とした紀年法。

皇紀とは、初代天皇である神武天皇が即位したとされる年を元年（紀元）とする日本の紀年法。皇紀の使用は、江戸時代後期の1840年代から1860年代にかけて、藤田東湖など国学者が用いた事が始まりである。キリスト紀元（西暦）より660年大きな値となる。

明治5年（1872）まで太陰暦（旧暦）、明治6年（1873）より太陽暦（新暦）となる。