大刀剣市 カタログ掲載品
後藤一乗

特別保存刀装具 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

No.F00218

桐箱

     参 考 品

長さ : 9.7cm    : 1.5cm

画題

流水に亀図

: 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

特別保存刀装具鑑定書

平成26年01月17日

喜寿翁伯応作

 

鉄磨地、高彫、金銀象嵌

説明

 後藤一乗は、後藤家の掉尾を飾る名工である。寛政三年に後藤家の分家である七郎右衛門家:四代重乗の子として京都に生まれた。九歳の時、八郎兵衛謙乗の養子となり、十一歳で半左衛門亀乗について彫技を学んだ。十五歳の時、養父の死に伴い家督を相続し、兄に是乗光熈、弟に久乗光覧がいる。彼ははじめ光貨といい、ついで光行、さらに光代と名乗り、文政七年三十四歳の時、光格天皇の御剣金具を製作した功により法橋の位を授かり一乗と号し、文久二年には光明天皇の御太刀金具を製作し、翌年、法眼に叙せられた。明治九年八十六歳で歿している。

 上流から流れる水を二筋の銀象嵌で表現し、数カ所に水草を金象嵌で仕上げ、処々に一乗独特の金砂子を加えている。画面右側にやや大きく今にも上流に向かって歩きはじめる一匹の亀を瞬間的に力強く彫り上げ、もたげた頭、鋭い目には金象嵌を入れ、何かをうったえている気分さえ感じさせられる。左側には何一つ無く広い空間が感じられる。裏面は銀磨地に和歌一首と鉄地である為に伯応銘がある。小口、及び小尻には一乗独特の金象嵌がある。

備考

 

後藤一乗1
後藤一乗2
後藤一乗3

刀剣や刀の販売なら日本刀販売専門店つるぎの屋のTOPページに戻る