商品詳細

鐔 (無銘) 後藤栄乗

Tsuba [Goto Eijyo 6th]
特別保存刀装具
NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
No. B00263
桐箱 1,600,000

竪長さ : 7.4cm 横長さ : 7.1cm 耳の厚さ : 0.45cm 

画題:

琴棋書画図
国: 山城国 (京都府-南部)
時代: 桃山時代

鑑定書:

(公)日本美術刀剣保存協会
特別保存刀装具鑑定書
平成22年6月29 日
銘: (無銘)栄乗
形状 : 撫角形、赤銅魚子地、高彫金銀色絵、金覆輪耳、両櫃孔(金内覆輪)

 後藤家六代栄乗(天正5年~元和元年・1577~1617)は五代徳乗の嫡子であり、若年の頃から父と共に豊臣秀吉に仕え、豊臣家没落後は苦労したが徳川家康の恩顧を受けていた叔父の長乗の働きもあって、元和2年)、将軍徳川秀忠の命により、分銅・大判等の改め役と彫物約に任命され、山城国二百五十石の旧領と江戸詰料二十人扶持を支給された。晩年には法眼に叙せられている。

 栄乗の自身銘の作品は少ないが「後藤正房(花押)」の韋駄天図小柄や「後藤栄乗(花押)」の春日野図や濡烏図の小柄が知られている。

 この鐔の琴棋書画図は、表に座って琴を奏でる人物、盤で囲碁を打つ人物、裏に文人が絵を鑑賞・制作する場面、机で書物や巻物を記す人物があらわされている。横幅の撫角形のかたちや、斜め対角にとった図取り、更に両櫃孔の形などに桃山という時代の見どころを示している。金を潤沢に施した雲・竹と梅・流水と橋、さらに覆輪はまさに豪華絢爛である。金と赤銅魚子地の黒の強いコントラスが作品を格調を高らしめている。高彫色絵の彫技は後藤家嫡流の本領を示して入念であり、色絵、象眼の技術も見事である。

 

説明:

備考:

両櫃孔の一部分に金被せの剥落がみられます。

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