商品詳細

鐔 (無銘) 林

Tsuba [Hayashi]
保存刀装具
NBTHK Hozon Paper
No. B00230
林・神吉 伊藤満:著 所載
桐箱

竪長さ : 7.43cm 横長さ : 7.52cm 耳の厚さ : 5.5cm 

画題:

左右唐花図
国: 肥後国 (熊本県)
時代: 江戸時代後期

鑑定書:

(公)日本美術刀剣保存協会
保存刀装具鑑定書
平成25年1月9日
銘: (無銘) 林
形状 : 八ツ木瓜形、鉄槌目地、地透、丸耳

説明:

林重光は藤平と称し、林又七の嫡男であり、父の後を受けて細川家に仕え、春日村久末に住んで作鐔した。生没年については矛盾が多いのであるが「肥後金工録」によれば、寛文七年(1667)に生まれ、延享元年(1744)七十八歳で亡くなっている。

肥後には八つ木瓜が多い。その中に四つの蕨手を透かして抽象的な文様を構成している。槌目を所々に見せた艶のある平地には変化があり、独特の雰囲気がある。やや不揃いの蕨手の透かしも味わいがあり余韻が残る。重光の本領を発揮した作品で愛蔵に足る名品である。

備考:

林・神吉-肥後の金工 林・神吉各代とその作品 伊藤満:著

No.79 169頁 所載 「二代林重光」

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