商品詳細

鐔 篤興造(篠山篤興)

Tsuba [Sasayama Tokuoki]
保存刀装具
NBTHK Hozon Paper
No. B00172
桐箱 360,000

竪長さ : 6.9cm 横長さ : 5.1cm 耳の厚さ : 0.45cm 

画題:

波濤図
国: 山城国 (京都府-南部)
時代: 江戸時代

鑑定書:

(公)日本美術刀剣保存協会
保存刀装具鑑定書
令和2年3月10日
銘: 篤興造
形状 : 縦丸形、鉄地、鋤出彫、象嵌色絵、象嵌、鋤残耳

説明:

篠山篤興は、通称を政一郎と称し、俳諧の宗匠:夜半亭呉涯こと篠山元吉の子として文化10年に生まれ、15歳の時、川原林秀興のもとに入門した。25歳で独立、師:秀興の長女と結婚、文久2年には十四代将軍:徳川家茂公の佩刀金具の彫刻を命ぜられ、その巧により大隅大掾に叙任され、翌年、孝明天皇の短刀金具の制作にて「一行斎」の号を授けられた。明治24年、79歳にて歿した。大月派の作風を継承して上手であり、特に画題に勝れ、端的な彫り口で、品位の高い作を多く遺している。

表は激しい荒波に朝日に輝く雲を、裏はやや穏やかな波濤に夕陽に輝く雲を描き、表裏が対照的な構図である。表裏の波濤はいかにも大月派らしく波頭が細かく砕け水玉が無数に散りそれに金象嵌を加えている。雲は篤興が得意とした金梨子地象嵌にて仕上げ幽玄さを感じさせる。

篤興は大月派の中で光興に次ぐ名工であり、中でも鉄鐔が得意とされている。やや小振りな鐔ながら雄大さを感じさせる一枚である。

備考:

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詳細写真2
詳細写真3
詳細写真4
詳細写真5
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