商品詳細

小太刀 雲次 (古刀上作)

Kodachi [Unji]
保存刀剣
NBTHK Hozon Paper
No. A00697
白鞘 銀無垢太刀鎺 650,000

刃長 : 41.3cm(1尺3寸6分) 反り : 0.7cm(2分) 

元幅 : 2.7cm 先幅 : 1.6cm 元重 : 0.5cm 先重 : 0.35cm 

登録証:

京都府教育委員会
平成7年6月19日
国: 備前国 (岡山県-南東部)
時代: 鎌倉時代後期 文保頃 1317-1318年頃

鑑定書:

(公)日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成12年12月21日
銘: 雲次
形状 : 鎬造、庵棟、身幅やや細く、重ね尋常、元先の幅差ややあり、中反りつき、中鋒やや延びる。
鍛 : 板目、処々柾がかりながれ、地斑交じり、地沸つき、淡く地斑映り立つ。
刃文 : 直刃調に、足・葉入り、小沸つき、砂流しかかり、ほつれ、打ちのけなど交える。
帽子 : 直ぐに丸く浅く返る。
彫物 :

(なし)

茎 : 生ぶ、先切(尻をつまむ)、鑢目勝手下がり、目釘孔二(下が生ぶ孔)。

説明:

雲次は鎌倉末期に備前宇甘庄に住していた刀工である。宇甘は後に鵜飼と書き改められたところから宇甘物または鵜飼物とも称され、また同派の刀工は皆「雲」の字を名前に冠するところから雲類とも呼ばれている。同派の作風は当時の長船物とは少し異なった個性が窺われ、沸づいて山城物の風情のあるものや隣国青江物に近いものなどが見られ、備前物としては異色の存在である。

本作は元来は小太刀として制作されたものと推察され、1尺3寸6分(41.3cm)と小太刀の部類でも短いものとなる。鵜飼派の雲生、雲次、雲重らには稀に小太刀の作例が経眼される。鍛えは板目肌に地斑が交じり、雲類特有の暗帯風の乱れ映りが淡く現れ、刃文は沸づいた直刃調の焼刃に足・葉が入り、砂流しがかかって変化に富んでおり、小沸がよくついている。全体に、刀身の研ぎ減った感は否めないものの鎌倉時代後期に活躍した雲次の在銘品となっている。

備考:

古刀上作

 

銃砲刀剣類登録証と保存刀剣鑑定書には「脇指」と記されています。

 

全体にヒケがみられます。

佩表の地刃の数ヶ所に鍛え割れがみられます。

佩裏の全体に鍛え割れがあり、数カ所は大きい鍛え割れとなります。

上部の横手下から物打ちにかけての平地から刃先にかけて鍛え割れがあり、一部は膨れが破れかかっています。鎬地の上部から中程にかけて鍛え割れがあり、一部は埋鉄の可能性もあります。

下部の平地から鎬地にかけて大きめの鍛え割れがあり、一部は埋鉄があります。

詳細写真1
詳細写真2
詳細写真3
詳細写真4
詳細写真5