商品詳細

太刀 於越後国義光作之(大野義光) (無鑑査) 

平成二年十一日

Tachi [Ohno Yoshimitsu]
無鑑査
Mukansa
No. A00693
白鞘 金着二重鎺 4,500,000

刃長 : 81.4cm(2尺6寸9分) 反り : 3.2cm(10分) 

元幅 : 3.1cm 先幅 : 2.1cm 元重 : 0.9cm 先重 : 0.55cm 

登録証:

東京都教育委員会
平成2年11月22日
国: 東京都
時代: 現代 平成2年 1990年

鑑定書:

銘: 於越後国義光作之
平成二年十一日
形状 : 鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、元先の幅差あり、長寸にて、反り高くつき、中鋒となる。
鍛 : 板目つみ、地沸厚くつき、地景入る。
刃文 : 丁子を主調に、互の目・小互の目など交じり、総じて逆がかり、逆足入り、匂本位に小沸わずかにつき、砂流しかかり、刃縁に小さな飛焼風の湯走りを交え、匂口明るい。
帽子 : 焼き深く、小さく乱れて小丸に返り、先掃きかける。
彫物 : 表裏に棒樋を丸留する。
茎 : 生ぶ、先浅い栗尻、鑢目勝手さがり、目釘孔一。

説明:

大野義光刀匠は、昭和23年10月16日に新潟県西蒲原郡に生まれ、本名を吉川三男という。日本大学農獣医学部に入学し、学生時代より日本刀に興味を持ち、昭和44年に、吉原義人・吉原荘二刀匠らの鍛錬所で日本刀の製作の道に入る。昭和55年、文化庁より「美術刀剣類製作承認」を受け、刀匠となり、同年、新作名刀展に初出品する。昭和51年、新潟県黒崎町に鍛錬所を設けて独立する。昭和57年より62年まで、高松宮賞、文化庁長官賞の特賞を6回連続受賞し、昭和62年に無鑑査認定となる。昭和59年、伊勢神宮第61回式年遷宮の御神刀を謹作する。作風は、備前伝を得意とし、「大野丁子」と呼称される華やかな重花丁子乱れを焼く。就中、上杉家に伝来した名物「山鳥毛」(国宝)を写したものは国内外で高い評価を得ている。 本作は、形状は鎬造、庵棟、身幅広く、重ね厚く、元先の幅差あり、長寸にて、反り高くつき、中鋒に結ぶ豪壮なる姿を呈する。鍛えは、板目がよくつみ、地沸厚くつき、地景入る。刃文は丁子を主調に、互の目・小互の目など交じり、総じて逆がかり、逆足入り、匂本位に小沸わずかにつき、砂流しかかり、刃縁に小さな飛焼風の湯走りを交え、匂口明るいなどの優れた出来口を示している。大野義光刀匠が42歳の作で、刃文が丁子を主調に、互の目・小互の目が交じり、総じて逆がかり、逆足がよく入るなど得意とする備前一文字派の作風をよくあらわしており、一文字派のなかでも逆丁子となる見処から片山一文字則房に彷彿とさせる。

備考:

無鑑査

詳細写真1
詳細写真2
詳細写真3