商品詳細
短刀 雲州忠善造之(川島忠善) 昭和五十六年仲秋日 (無鑑査) Tanto [Kawashima Chuzen]
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無鑑査 Mukansa
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No. A00662
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白鞘 金鍍金二重鎺 | 400,000 | ||||||||||||
刃長 : 25.7cm(8寸4分) 反り : わずか 元幅 : 2.8cm 先幅 : 0.75cm |
登録証: 島根県教育委員会昭和56年11月16日 |
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鑑定書: |
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説明: 川島忠善(二代)刀匠は、本名を川島真といい、大正12年8月15日、島根県仁多郡に川島忠善(初代:善左衛門)の子として生まれる。鍛刀の業は父である初代:川島忠善に学び、父子ともに地鉄が強い鍛えで、その刃味は鋭いことで知られており、昭和を代表する名人である。初代と同じく、古作:長船長光を範とした備前伝を得意とした。当時のコメントとして「現在とかく華美になりすぎる感がある。あくまでも日本刀であるから、使用する事は無くても実用的である事を忘れてはいけないと思う。美術的で、折れず、曲がらず、よく切れるという事を念頭において鍛刀せねばならない」。受賞歴として戦時中は、刀匠協会展、金・銀牌。戦後、作刀技術発表会、努力賞1回、優秀賞3回、特賞3回、新作名刀展、努力賞1回、奨励賞2回、毎日新聞社賞1回、文化財保護委員会委員長賞1回、名誉会長賞1回と数多く受賞する。昭和47年、無鑑査刀匠に認定される。 本作は、川島忠善(二代)刀匠が得意とした備前伝の優品で、末備前写しを写したものと思量される。やや大振りな迫力のある短刀姿でわずかに反りがつき、余計な平肉などは一切ないシャープな印象を与えている。地鉄は、小板目肌がよく約み、地沸がつき、精良感がある。刃文は小互の目が連れて、匂本位に小沸がつき、匂口が煙こむように柔らかい。昭和56年は川島忠善刀匠が58歳にあたる。 |
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備考: 無鑑査 |


