商品詳細

短刀 俊平(大隅俊平)(人間国宝)

昭和癸丑年春日

Tanto [Osumi Toshihira]
重要無形文化財保持者 (人間国宝)
保存刀剣
National Treasure
NBTHK Hozon Paper
No. A00601
白鞘 金着二重鎺

刃長 : 23.5cm(7寸7分) 反り : なし 

元幅 : 2.2cm 元重 : 0.65cm

登録証:

群馬県教育委員会
昭和48年5月10日
国: 群馬県
時代: 現代 昭和48年 1973年

鑑定書:

(公)日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
令和3年5月24日
銘: 俊平
昭和癸丑年春日
形状 : 平造、三ツ棟、身幅尋常、重ね厚く、内反り。
鍛 : 小板目肌つみ、処々わずかに柾がかり、地沸つき、地景入る。
刃文 : 中直刃を基調に、小足よく入り、匂主調にわずかに小沸つき、ささやかな砂流しかかる。
帽子 : 直ぐに小丸に返り、先掃きかける。
彫物 : 表裏に刀樋を丸留する。
茎 : 生ぶ、先栗尻、鑢目筋違に化粧つく、目釘孔一。

説明:

大隅俊平刀匠は、本名を貞男といい、昭和7年1月23日に群馬県太田市に生まれる。昭和27年、長野県の人間国宝:宮入昭平刀匠に師事し、作刀の技術を学ぶ。昭和32年、作刀認可を受けると、昭和33年、太田市に戻って独立し鍛錬場を設ける。「新作名刀展」において最高位の正宗賞を昭和49、51、53年に3度にわたり受賞し、平成9年、重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定される。平成21年10月4日、77歳で死去する。平成24年、大隅俊平美術館が開館する。作風は、修行時代は師匠である宮入昭平刀匠より山城伝の来国俊らの鍛法を学び、独立後は、平安から鎌倉時代の古名刀を目標として、備中青江派を彷彿とさせる直刃を一筋に製作と研究に邁進した。

本作は、形状は平造、三ツ棟、身幅尋常、重ね厚く、内反りの姿形の美しい短刀姿に、地鉄は、小板目肌つみ、処々わずかに柾がかり、地沸つき、地景入るといった清涼な鍛えを呈する。刃文は、中直刃を基調に、小足よく入り、匂主調にわずかに小沸つき、匂口が柔らかであり、ささやかな砂流しかかり、帽子は、直ぐに品良く小丸に返り、先掃きかけるといった作風をみせる。大隅刀匠が目標とし平安~鎌倉時代の古名刀のなかでも、山城物の来国俊を目標としたものと推察され、古作の名短刀の雰囲気を良く醸し出している。

備考:

人間国宝

 

古研ぎのため、わずかに細かなヒケがみられます。

詳細写真1
詳細写真2
詳細写真3