商品詳細

短刀 (切付銘) 兼若作

貞之スリ上 天保六年二月日

Tanto [Kanewaka , Sadayuki Suriage]
保存刀剣
NBTHK Hozon Paper
No. A00588
白鞘 素銅変わり鎺 130,000

刃長 : 21.2cm(6寸9分強) 反り : 0.3cm(2分) 

元幅 : 2.2cm 先幅 : 1.7cm 元重 : 0.4cm 先重 : 0.3cm 

登録証:

石川県教育委員会
昭和40年11月22日
国: 加賀国 (石川県-南部)
時代: 江戸時代中期 延宝頃 1673-1681年頃

鑑定書:

(公)日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
平成1年8月26日
銘: (切付銘) 兼若作
貞之スリ上 天保六年二月日
形状 : 鎬造、庵棟、身幅細め・重ね尋常に、反りつき、中鋒となる。
鍛 : 板目、地沸つき、地景入る。
刃文 : 小のたれ、小沸よくつき、砂流しかかる。
帽子 : 直ぐに小丸に返り、先掃きかける。
彫物 : 表に棒樋、裏に二筋樋を掻き流す。
茎 : 磨上、先浅い栗尻、鑢目切、目釘孔一。

説明:

三代:兼若は、四郎右衛門と称し、二代:又助兼若の長男として生まれ、弟に二代:出羽守伝右衛門高平がいる。父又助の晩年には、その代作代銘をも数多くなすという。延宝5年、父又助歿後、三代:兼若を襲名し、父又助同様に上手である。一方、父又助の代作時代も含め、その後、延宝5年より正徳元年までの長期にわたり作刀し、その作風は箱乱れ、互の目乱れ、互の目丁子、逆丁子乱れ、まれに直刃もあり、刃文の巧妙さは歴代の兼若の中でも随一といわれている。

本作は、加賀国の開運貞之が同国の先人である辻村兼若の作品に磨上を行い、その旨を茎に銘文で切銘している。「兼若」の字型より三代の四郎右衛門兼若であると推察される。

備考:

処々に、鍛え割れ、切先に小錆、全体にヒケなどがみられます。

詳細写真1
詳細写真2
詳細写真3