商品詳細

刀 包丁正宗模國家(初代:吉原國家)

為荒井八郎氏 昭和三十年八月日

Tanto [Yoshihara Kuniie 1st]
No. A00585
白鞘 銀無垢一重鎺 300,000

刃長 : 18.2cm(6寸) 反り : なし

元幅 : 2.9cm 元重 : 0.6cm

 

登録証:

東京都教育委員会
平成26年7月22日
国: 東京都
時代: 現代 昭和30年 1955年

鑑定書:

銘: 包丁正宗模國家
為荒井八郎氏 昭和三十年八月日
形状 : 鎬造、三ツ棟、身幅広く、重ねやや厚く、反りなし、寸詰まる。
鍛 : 小板目肌つみ、地沸つき、地景入る。
刃文 : 小のたれ調に互の目・小互の目交じり、足入り、匂深く、小沸よくつき、細かに砂流しかかり、匂口明るい。
帽子 : 直ぐに小丸に返り、先掃きかける。
彫物 : 表に素剣に爪、裏に梵字を肉彫りする。
茎 : 生ぶ、先浅い栗尻、鑢目切、目釘孔一。

説明:

初代:吉原国家は、本名を勝吉といい、明治26年に茨城県に生まれる。子に二代:国家(将博)、孫に三代:国家(荘二)・義人がいる。昭和7年、栗原彦三郎昭秀の日本刀伝習所に入門し鍛刀の技を磨く。昭和13年、陸軍授名刀工市販として板橋造兵廠にて作刀する。笠間一貫斎繁継にも学ぶという。東京都葛飾区高砂に住し、昭和45年5月20日、75歳にて没す。

世上に「包丁正宗」の呼ばれるもの3口が著名であるが、この作の本歌は忍の松平(奥平)家に永く伝わったもので現在は国宝に指定されて永青文庫蔵となっている。本歌が7寸1分9厘(21.8cm)に対して写しは6寸(18.2cm)と一周りほど小振りにデフォルメされて、同じ包丁型ではあるが可愛らしい短刀姿を呈している。

 

備考:

古研ぎのため、処々に点状の薄錆、全体にヒケ、中程に刃こぼれなどがみられます。

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詳細写真3
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