商品詳細

刀 (金象嵌銘)長光 (古刀最上作)(大業物)

Katana [Osafune Nagamitsu]
特別保存刀剣
NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
No. A00548
白鞘 金着二重鎺
(附) 古鞘-田野辺探山先生鞘書
3,500,000

刃長 : 70.0cm(2尺3寸1分) 反り : 1.6cm(5分強) 

元幅 : 2.6cm 先幅 : 1.6cm 元重 : 0.55cm 先重 : 0.3cm 

 

登録証:

岐阜県教育委員会
平成18年3月17日
国: 備前国 (岡山県-南東部)
時代: 鎌倉時代 弘安頃 1278-1281年頃

鑑定書:

(公)日本美術刀剣保存協会
特別保存刀剣鑑定書
平成29年3月24日
銘: (金象嵌銘)長光
形状 : 鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常に、元先の幅差ややあり、浅く反りつき、中鋒となる。
鍛 : 板目よく錬れてつみ、少しく杢交じり、刃寄りわずかに柾がかり、地沸細かつき、地景入り、乱れ映りたつ。
刃文 : 丁子・互の目・角がかる刃など交じり、処々に頭の丸い丁子を交え、焼にさまで高弟がなく、部分的に直刃基調となり、処々逆ごころをみせ、足・葉入り、匂勝ちに小沸僅かにつき、匂口明るく冴える。
帽子 : 直ぐに小丸に返り、先掃きかける。
彫物 : (なし)
茎 : 大磨上、先浅い栗尻、鑢目切、目釘孔三中二埋、指表中程辺の鎬地に「長光」と極めの金象嵌銘がある。

説明:

長船長光は、長船派の祖である光忠の子で、長船二代目であり、現存する在銘の作品は鎌倉時代の刀工の中でも最も多いが、何れも出来にむらがなく、技倆の充実していたことが知られる。その作宇風は大別して、父:光忠風を継承した感のある豪壮な造込みに華やかな丁子風の乱れを焼いたものと、身幅が尋常か細身の姿に直刃調に丁子足の入った比較的穏和な出来口の二様が見られる。

この刀は、板目のつんだ鍛えに、地沸が微塵につき、乱れ映りが鮮明に立ち、刃文は丁子・互の目・角がかる刃等が交じり、処々に頭の丸い丁子を交え、焼にさまで高弟がなく、部分的に直刃基調となり、処々わずかに逆ごころをみせ、足・葉が入り、匂勝ちで、小沸僅かにつき、匂口明るく冴えるといった出来口を示している。長光の特長がよく表示された典型的な一口で、極めの金象嵌は正に首肯される。地刃共に明るく冴えて、傑れた出来映えを見せており、柔らか味をおびた塩相の深い匂口も特筆される。

備考:

古刀 最上作

大業物

 

田野辺探山先生鞘書

「備前国長船長光 大磨上ノ茎ニ同工極メノ二字金象嵌有之 映リノ立ツ肌合ニ独特ノ丁子乱ヲ穏ヤカニ焼キ同工中後期ノ年代ノ作域ト把握サレ古極メハ首肯シ得ル優品也 刃長二尺三寸一分弱有之 時在丙申高秋 探山辺道識(花押)」

 

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