商品詳細

脇指 近江大掾藤原忠広(新刀上々作)(大業物)

Wakizashi [Ohmidaijyo Tadahiro]
保存刀剣
NBTHK Hozon Paper
No. A00547
白鞘 金着一重鎺 320,000

刃長 : 55.2cm(1尺8寸2分弱) 反り : 0.45cm(3分) 

元幅 : 2.95cm 先幅 : 2.2cm 元重 : 0.6cm 先重 : 0.5cm 

登録証:

埼玉県教育委員会
昭和40年5月28 日
国: 肥前国 (佐賀県・長崎県)
時代: 江戸時代前期 慶安頃 1648-1651年頃

鑑定書:

(公)日本美術刀剣保存協会
保存刀剣鑑定書
令和2年2月19日
銘: 近江大掾藤原忠広
形状 : 鎬造、庵棟、身幅やや細く、重ね尋常に、反り浅くつき、中鋒となる。
鍛 : 板目つみ、下部に部分的にやや肌立ちごころとなり、地沸厚くつき、地景入る。
刃文 : 細直刃、匂深く、小沸よくつき、ささやかな砂流しかかる。
帽子 : 直ぐに小丸に返り、先掃きかける。
彫物 : (なし)
茎 : 生ぶ、先入山、鑢目筋違、目釘孔一。

説明:

近江大掾忠広は、初代:忠吉の嫡子で、寛永九年父が歿した時は十九歳の青年であったが、同九年から作刀が見られる。これは元来刀匠としての天分と技量を持ち合わせていた事はもちろんであるが、初代:忠広当時の弟子達の協力によって彼を助けたことも大きな力となっている。寛永十八年七月に近江大掾を受領し、元禄六年八十一歳で歿している。この間、作刀歴は六十有余年におよび、肥前刀工中で最も多くの作品を残している。作風は大別して、直刃と丁子乱れの両様があり、いずれも上手である。

本作は、近江大掾忠広の作風におけるいわゆる直刃の作風で、中直刃に小沸がよくついて、刃中にはささやかな砂流しがかかるといった典型的な作域をみることができる。

状態については、やや研ぎ減りの感がみられ、身幅も細くなり、地鉄には下部に心鉄が出てしまっており、数カ所に小傷もみられる点は否めない。古研ぎのため薄錆や鞘当たり・ヒケなども見られるものの、近江大掾忠広の紛れもない正真作であるので、ビギナーの方や初めて刀剣を所有される方にはリーズナブルなお奨めの一振りとなっている。

備考:

新刀上々作

大業物

 

指表の中程の鎬地、指裏の中程の平地に小傷があります。

鎺元などに薄錆がみられます。

処々に細かいヒケや鞘当たりがみられます。

詳細写真1
詳細写真2
詳細写真3