商品詳細
脇指 粟田口近江守忠綱 (二代) Wakizashi [Awadakuchi Ominokami Tadatsuna]
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特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
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No. A00538
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白鞘 銀着一重鎺 | |||||||||||||
刃長 : 54.2cm(1尺7寸9分弱) 反り : 1.3cm(5分) 元幅 : 3.2cm 先幅 : 2.3cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.55cm
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登録証: 静岡県教育委員会昭和26年5月21日 |
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鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会特別保存刀剣鑑定書 平成13年2月7日 |
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説明: 粟田口近江守忠綱は初代:近江守忠綱の子で、後に二代目を継ぎ、「一竿子」と号した。忠綱の作風は、初代同様に焼頭のよく揃った足の長い丁子乱れ、互の目乱れや濤欄刃風の乱れ、さらには直刃・浅いのたれ刃なども焼いている。また彫物を得意としており、刀身にその物を損ねることなく、よく調和している。 本作は、1尺7寸9分の大脇指にて、形状は、身幅やや広め、重ね厚く、元先の幅差つき、先反りつき、中鋒に結び手持ちはズシリと重く健全であることが窺い知れる。地鉄は、大阪新刀特有の小板目肌のよくつんだ肌合いに、地沸を微塵に厚く敷き誠に美事である。刃文は、初・二代:忠綱の得意とした「足長丁子」が鎬に近いほどに焼きが高く、華やか乱れ、沸が細かにつき、刃中に金筋・砂流しがよく働き、匂口が明るく冴えた優れた出来映えを示している。 余談ながら、大阪新刀の越前守助広・井上真改・一竿子忠綱などには、本作の様な2尺に満たない大脇指に出来の優れたものも多く、おそらくは豪商による特別注文のものといわれている。 |
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備考: 新刀 上々作 良業物
古研ぎの為、全体や棟にわずかに薄錆やヒケがみられます。 |