商品詳細
刀 瑞泉堀井寒龍子源胤次作 昭和五十五庚申年六月吉日 Katana [Horii Tanetsugu]
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No. A00528
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白鞘 金着二重鎺 | 550,000 | ||||||||||||
刃長 : 72.3cm(2尺3寸8分強) 反り : 2.1cm(7分弱) 元幅 : 3.2cm 先幅 : 2.3cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.5cm
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登録証: 北海道教育委員会昭和56年7月22日 |
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鑑定書: |
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説明: 堀井胤次刀匠は昭和31年10月6日、堀井俊秀の次男として生まれ、祖父に胤明、兄に信秀がおり、祖父の「胤」の字をもらい、次男であったところから胤次と命名される。昭和15年3月、日本製鋼所室蘭製作所に入社、当時、付属鍛刀所の父:俊秀について鍛刀を学ぶ。18年、新作日本刀展出品入選。27年、講和記念刀を製作する栄誉を得る。33~38年、作刀技術発表会に出品し入選、新作名刀展39年努力賞、44年奨励賞、45年努力賞と数々の賞を受賞する。 堀井胤匡刀匠は、本名を堀井重克といい、堀井胤次刀匠の子として昭和29年3月30日に北海道室蘭市に生まれる。室蘭工業高校を卒業後、昭和47年、日本製鋼所室蘭製作所に入社する。叔父である堀井家四代目当主:堀井信秀刀匠、そして父:堀井胤次刀匠に師事し鍛刀の業を磨き、昭和54年、文化庁より製作承認の許可を得る。平成14年より瑞泉鍛刀所の四代目刀匠に就任する。 本作は、鎬造、庵棟、身幅やや広く、重ね厚く、元先の幅差ややあり、先反りつき、中鋒となる。地鉄は、 華やかに乱れた丁子刃などの作風から備前長義写しであると推察される。小板目肌よく錬れてつみ、、地沸つき、地景入り、精美な肌合いとなり、刃文は、互の目乱れ、小互の目・丁子風の刃など交じり、足入り、総じて焼頭が揃いこころとなり、匂本位に僅かに小沸つき、やや無駄だち、細かに砂流しかかり、匂口明るい。やや焼頭が揃いこころに互の目を連れて焼いた作風から備前長光の晩年や真長を狙ったものと推察され、地鉄がよく錬れて精美にして、匂口があかることが特筆される。 |
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備考: 古い白鞘の為に、全体に染みがあります |