商品詳細
大身槍 三条吉則(古刀上作)(良業物) Omiyari [Sanjyo Yoshinori]
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特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper
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No. A00460
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白鞘 素銅ハバキ | |||||||||||||
刃長 : 38.7cm (1尺2寸7分半) 反り : なし 元幅 : 2.1cm 元重 : 1.0cm |
登録証: 神奈川県教育委員会平成09年07月09日 |
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鑑定書: (公)日本美術刀剣保存協会特別保存刀剣鑑定書 平成09年07月09日 |
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説明: 南北朝期の京物を代表する信国と長谷部派であれば、室町期の京物は三条吉則と平安城長吉によって代表される。銘鑑では吉則は鎌倉時代にすでに存在したことになっているが、現存する最も古いものは室町初期であり、多くみるものは室町中期以降の作である。 三条吉則には槍の作例が残されており、一派の平安城長吉や村正に代表される千子派も同様となる。 本作は、平三角造に、身幅尋常、けら首の延びた室町時代に制作された槍の典型的な姿形をしめす。地鉄は、槍や剣はおおむね柾が流れたものが多く経眼されるが、本作は小板目肌がよくつみ、地沸が細かにつき、地景が入り、柾は感じられない。刃文は、直刃調に浅くのたれごころを帯び、小足少しく入り、小沸よくつき、金筋入り、砂流しかかり、刃縁に湯走り風の打ちのけ交え、京物らしく匂口は明るい。 平地に施された素剣と蓮台の彫物、銘文もすり減っておらず健全であることが窺い知られる。けら首には刀の刃を受けた痕跡がみられ、古の武勲を誇っている。 |
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備考: 古刀 上作 良業物
鞘書「三条吉則作 長サ壱尺弐寸八歩」
下半の鎬筋辺に割れがあります。 |