法城寺橘貞国

特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

No.A00463

(附) 青貝棕櫚毛塗鞘脇指拵

白鞘  田野辺探山先生鞘書 銀着二重時代ハバキ

\ 480,000 (税込)

刃長 : 47.8cm  (1尺5寸7分半) 反り : 1.0cm  (3分)

元幅 : 3.0cm 先幅 : 2.2cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.5cm

登録証

熊本県教育委員会

昭和38年11月01日

: 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部)

時代 : 江戸時代中期 万治頃 1558-1561年頃

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

特別保存刀剣鑑定書

平成28年02月04日

但馬守法城寺橘貞国

形状

刃文

 

帽子

彫物

鎬造、庵棟、身幅広めに、重ねやや厚く、元先の幅差あり、反り浅くつき、中鋒となる。

小板目肌つみ、地沸細かにつき、地景入り、精美な肌合いをなす。

焼頭がやや揃いごころの互の目乱れ、足よく入り、匂深く、小沸よくつき、金筋入り、砂流しかかる。

焼き深く、直ぐに小丸に返り、先掃きかける。

表裏に棒樋に添樋を丸留する。

生ぶ、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔二。

 

縁頭

 

目貫

小柄

青貝棕櫚毛塗鞘脇指拵 総長 : 74.8cm

笹に飛蝗図、丸形、素銅石目地、赤銅平象嵌、毛彫、両櫃孔、無銘

高さ:7.2cm 幅:6.2cm 厚さ:0.9cm

白鮫着、こげ茶糸柄巻。長さ:18.0cm

児犬図、真鍮磨地、高彫、象嵌色絵、無銘

高さ:3.8cm 幅:2.3cm

蛇籠に牛図、赤銅容彫、色絵

(欠)

説明

法城寺一門は、寛文・延宝期を中心に大いに活躍した鍛冶集団であり、数多くの良工を排出している。但馬守貞国には、「但馬守法城寺橘貞国(裏に)万治三年八月日」と銘した作例が遺存し、既に寛文期以前に作刀が見られる点が注目され、一門中でも時代がやや遡り、年代的には初代:近江守法城寺正弘に次ぐ刀工であろう。

この脇指は、姿形は鎬造、庵棟、身幅広めに、重ねやや厚く、元先の幅差あり、反り浅くつき、中鋒に結ぶといった典型的な寛文新刀の姿である。地鉄は、小板目肌つみ、地沸細かにつき、地景入り、精美な肌合いをなし、刃文は、焼頭が揃いごころの互の目乱れ、足よく入り、小沸よくつき、数珠刃風となり、江戸法城寺一派の作風をよく示している。田野辺探山先生の鞘書の通り、法城寺貞国の寛文頃の作にて、数珠刃を焼いており、出来が宜しく、同派の法城寺吉次に酷似するものである。

備考

新刀 上作

 

田野辺探山先生鞘書

「但馬守法城寺橘貞国 生茎九字銘有之年代寛文頃 数珠刃を焼申候而出来宜敷ク大キ目ノ互乃目デ構成サルル刃取ハ一類ノ吉次ニ酷似セリ 長壱尺五寸七分余 干時乙未蘭月 探山辺道識(花押)」

 

古研ぎの為、刃先に薄錆や鞘辺りがあります。

全体の特に、平地と樋中に薄錆がみられます。

法城寺橘貞国1
法城寺橘貞国2
法城寺橘貞国3
法城寺橘貞国4
法城寺橘貞国5

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