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No.A00452 |
白鞘 金着二重ハバキ |
\ 480,000 (税込) |
刃長 : 72.1cm (2尺3寸7分半) 反り : 1.8cm (6分) 元幅 : 3.1cm 先幅 : 2.4cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.6cm |
登録証 : 東京都教育委員会 平成28年01月16日 |
国 : 新潟県 時代 : 現代 昭和52年 1977年 |
鑑定書 : |
銘 : 渡辺繁平作 昭和五十二年春日 |
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形状 : 鍛 : 刃文 :
帽子 : 茎 : 鎬造、三ツ棟、身幅広め、重ね厚く、元先の幅差少なく、反りつき、中鋒延びる。 板目つみ、処々柾がかり、地沸厚くつき、地景入る。 直刃を基調に、互の目・小互の目交じり、足入り、匂深く、小沸よくつき、金筋入り、砂流しかかり、匂口明るい。 直ぐに小丸に返り、先掃きかける。 生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一。 |
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説明 : 渡辺繁平刀匠は、本名を渡辺繁美といい、昭和17年に生まれ新潟県魚沼郡六日町で鍛刀を行う。昭和40年、重要無形文化財保持者(人間国宝)故:宮入昭平刀匠に師事し、第7回新作名刀展に初出品して入選し、以後、優秀賞、奨励賞、努力賞を4回受賞、7回入選する。 本作は、姿形が長寸にて身幅広めに元先の幅差が少なく切先も延びごころといった勇壮な太刀姿を呈す。地鉄は、板目つみ、処々柾がかり、地沸厚くつき、地景入った精美な肌合いとなる。刃文は、中直刃を基調にわずかにのたれごころを帯び、互の目・小互の目交じり、足入り、匂深く、小沸よくつき、金筋入り、砂流しかかり、匂口明るい。さすがに宮入一門の渡辺繁平刀匠の入念作にして、地刃の冴えた優品にて、刃中が明るく冴えている点が特筆される。 |
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備考 : |