吉原義人

無鑑査 Mukansa

No.A00192

白鞘  金着太刀ハバキ

     売 約 済

刃長 : 76.0cm  (2尺5寸1分) 反り : 1.5cm  (9分半)

元幅 : 3.2cm 先幅 : 2.25cm 元重 : 0.65cm 先重 : 0.45cm

登録証

東京都教育委員会

昭和56年12月24日

: 東京都

時代 : 現代 昭和56年 1981年

鑑定書

武蔵国住義人作 (吉原義人)

武運長久 昭和五十六年十月二十四日

形状

 

刃文

 

帽子

彫物

鎬造、庵棟、身幅尋常、重ねやや厚く、先反り高くつき、中鋒に結ぶ美しい太刀姿となる。

板目つみ、地沸つき、地景入る。

丁子乱れ、焼き高く華やかにして、大丁子・小丁子交じり、足・葉よく入り、匂勝ちに小沸つき、金筋入り、砂流しかかり、明るい。

直ぐ調にややのたれ、小丸に返る。

表裏に棒樋を掻き流す。

生ぶ、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔一。

説明

 吉原義人刀匠は、昭和18年2月21日に生まれ、祖父に吉原国家(初代)氏、弟に吉原荘二国家(二代)氏、子に吉原義一氏がおり、まさに刀鍛冶の一族に生まれ吉原一門の名は刀剣界に名高いものとなっている。昭和47年より、新作名刀展において高松宮賞など上位の特賞を受賞し、昭和57年、無鑑査に認定される。平成16年、東京都指定無形文化財保持者に認定される。その作風は備前伝を得意とし、備前伝の最も困難なテーマとされる「映りを鮮やかに再現し、日本刀備前伝ブームの先駆けとなった。日本の刀匠で唯一人、メトロポリタン美術館、ボストン美術館に短刀が買い上げられている。現在、世界各国の美術館から作刀のデモンストレーションの要請を受け、日本のみのとどまらず国際的な活躍をみせている。また、アメリカに鍛錬所を3ヶ所設けるなど刀剣文化の普及にも尽力している。持ち前の器用さと相俟って、彫技も巧みであり独特の龍、雨龍、白虎などを自身で彫られている。指導者としても、弟子に大野義光氏、久保善博氏ら多くの優秀な刀匠を育成する。長きに亘り常に刀剣界の第一線で活躍され、今後の活躍がますます期待される実力・人気ともに最高峰の刀匠である。

 本作は、2尺5寸1分(76.0cm)の長寸にて、鎬造、庵棟、身幅尋常、重ねやや厚く、先反り高くつき、中鋒に結ぶ美しい太刀姿となる。地鉄は、板目がつみ、されど無地風とはならず、変化があり、地沸つき、地景よく入る。刃文は、そのほとんどを丁子刃にて形成し、大小の丁子を織り交ぜ、古作・一文字を想わせる華やかな「吉原丁子」を華やかに焼き、刃中に働きが看取され、匂い口が明るいなどの優れた出来映えをしめしている。

 尚、本作は、昭和56年に研師である篠崎公紀氏(無鑑査)が研磨を行い、同年の研磨コンクールにおいて優秀賞を受賞しており、さすがに上研磨されている。

備考

東京都指定無形文化財保持者

無鑑査

文化庁重要文化財専門審議委員

日本刀剣保存協会新作名刀展審査委員

吉原義人1
吉原義人2
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吉原義人4

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