古赤坂

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No.F00143

桐箱

     売 約 済

竪長さ : 7.6cm   横長さ : 7.4cm  耳の厚さ : 0.5cm

画題

二蓋菱に輪図

: 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部)

時代 : 江戸時代初期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成21年12月22日

(無銘) 古赤坂

 

丸形、鉄槌目地、地透、毛彫、丸耳、両櫃孔

説明

 赤坂鐔は江戸の赤坂に居住したところからこの名があり、江戸初期、寛永ごろの忠正を初代として幕末まで栄え、上三代は無銘である。有銘のものは四代の彦十郎忠時からであり、八代まで同銘をきる。一般に三代までの無銘の作を古赤坂と呼んで珍重し、その作風を見ると尾張や古正阿弥の影響が感知される。

 本作は、鉄の鎚目地が艶があり、美しい鉄味となる。耳には三枚の線状の鍛え目がみられ、古赤坂鐔の雰囲気をよくあらわしている。

古赤坂3
古赤坂4
古赤坂5
古赤坂6
古赤坂7
古赤坂8
古赤坂9
古赤坂1
古赤坂2

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