吉岡

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No.B00129

桐箱

     売 約 済

竪長さ : 7.65cm   横長さ : 7.6cm  耳の厚さ : 0.45cm

画題

鶴丸紋散唐草図

: 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成26年01月17日

(無銘) 吉岡

 

丸形、赤銅魚子地、高彫、据紋象嵌色絵、角耳

説明

 吉岡家は、徳川幕府の抱え金工として百俵十人扶持を支給された権威ある家柄で、初代の重次が慶長年間に徳川家康に召し出されてから幕末の九代重貞に至るまで繁栄を誇っている。 この間歴代にわたって藤原姓を冠称し、二代からは因幡介の官位を受領しているが、上代の作は幕府への納品のため全て無銘である。吉岡因幡介と五字銘にきるのは、五代易次あたりかと思われるが、個銘をきらぬため代別は困難である。

 吉岡に極められた一枚で、赤銅魚子地に唐草を配し、表裏に5羽づつ、計10羽の大小異なる鶴丸紋を金、或いは赤銅の据紋であらわしている。手持ちが重く良質な赤銅を用い、黒い赤銅地に金色がよく映えた見た目にも豪華な一枚となっている。

吉岡1
吉岡2
吉岡3
吉岡4
吉岡5
吉岡6
吉岡7
吉岡8

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