蝦夷

第55回重要刀剣 NBTHK Jyuyo Paper No.55

No.B00114

桐箱

     売 約 済

表 : 竪長さ : 5.4cm   横長さ : 1.7cm

裏 : 竪長さ : 5.4cm   横長さ : 1.7cm

画題

秋草に兎図

時代 : 室町時代前期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

重要刀装具指定書

平成21年10月16日

(無銘) 蝦夷

 

朧銀地、容彫、金鍍金

説明

 南北朝期から室町時代前期にかけての装剣金工に、蝦夷と汎称される一群の金工がいる。彼等は蝦夷金物と通称される装剣具を製作しているが、その地金は、白味がかるものから黒味がかるものまで様々な合金を使用して、全体に金鍍金を施し、時代を経るにしたがって摺り剥がし状の古色溢れる独特な味わいあるものになっている。

 本作は薄手の肉置きで、情感豊かに彫り上げており、金の摺り剥がし状態も古雅である。

 製作は、室町時代前期と鑑せられ、情緒溢れる味わいは、時代を経るにしたがって昇華され、古香を発している。

蝦夷
蝦夷
蝦夷
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