熊谷義次

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No.B00105

桐箱

     売 約 済

竪長さ : 7.95cm   横長さ : 7.3cm  耳の厚さ : 0.45cm

画題

蘭図

: 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成21年12月22日

肥後熊谷義次

 

竪丸形、鉄磨地、鋤出彫、金布目象嵌、平土手耳、両櫃孔仕立

説明

 熊谷義次は、諸説あるが、仙台の出身にて熊谷義之の子、或いは弟といわれ、江戸に出て肥後細川家の抱え工となり、四谷に住した。江戸肥後、または四谷肥後と総称されている。寛政7年に生まれ、慶応元年に71歳の作品があるといわれ、明治初年まで存命したものと考えられる。

 この鐔は、やや大振りにて蘭を鋤出彫に金布目象嵌を加え、華やかに仕上げている。撫角形で、平土手耳、やや大振りの櫃孔仕立てなど如何にも江戸肥後らしい。草書の銘の堂々としている。

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