石州国吉

保存刀剣 NBTHK Hozon Paper

No.A00362

白鞘  金着一重ハバキ

(附) 青貝微塵塗鞘合口拵

     売 約 済

刃長 : 20.9cm  (6寸9分弱) 反り : わずか

元幅 : 17.0cm 元重 : 0.6cm

登録証

福岡県教育委員会

昭和44年10月16日

: 石見国 (島根県-西部)

時代 : 室町時代後期 天文22年 1553年

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀剣鑑定書

平成26年01月31日

石州住国吉作

天文廿二年八月日

形状

刃文

帽子

平造、庵棟、身幅尋常、重ね厚めに、わずかに反りつく。

板目、杢交じり、処々柾がかり、肌立ちごころに、地沸つき、地景入る。

小のたれ調足入り、沸強くつき、砂流しかかり、棟側を焼く。

のたれ込み、小丸に返り、先掃きかけて、棟側の焼刃に繋ぐ。

生ぶ、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔一。

青貝微塵塗鞘合口拵 総長 : 38.2cm

説明

 石州国吉は、銘鑑では、「石州長浜住国吉」天文ころ。石見。とある。長浜とは現在の島根県浜田市長浜町の辺りをさす。室町後期における典型的な末古刀の短刀の特徴を示している。青貝微塵塗鞘合口拵が附帯し、柄に「丸に抱き柏紋」の黒蒔絵があり、目釘は素銅で逆螺旋式となる。

備考

指裏に、数カ所傷があります。棟と棟側から平地にかけて5〜6箇所にしなえがあります。全体に薄錆がみられます。

石州国吉1
石州国吉2
石州国吉4
石州国吉5

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