保存刀剣 NBTHK Hozon Paper |
No.A00357 |
白鞘 銀着一重ハバキ (附) 黒石目地塗鞘小サ刀拵 |
売 約 済 |
刃長 : 23.0cm (7寸6分弱) 反り : なし 元幅 : 2.2cm 元重 : 0.7cm |
登録証 : 静岡県教育委員会 昭和41年02月10日 |
国 : 越後国 (新潟県-佐渡島を除く) 時代 : 江戸時代後期 慶応頃 1865-1867年頃 |
鑑定書 : (公)日本美術刀剣保存協会 保存刀剣鑑定書 平成25年01月29日 |
銘 : 正蔭 (越後・年代慶応頃) |
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形状 : 鍛 : 刃文 : 帽子 : 彫物 : 茎 : 平造、庵棟、身幅尋常、・重ね厚めに、反り少なく。 小板目、わずかに柾がかり、地沸つき、地景入る。 小互の目を連れて焼き、足入り、小沸つき、砂流しかかり、匂口明るい。 直ぐに小丸に返り、先掃きかける。 表:鶴、裏:「寿」の文字を陰刻し、その下に蓑亀を肉彫りする。 生ぶ、先栗尻、鑢目筋違に化粧つく、目釘孔一。 |
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拵 : 鐔 :
柄 : 縁頭 :
目貫 : 小柄 : 裏瓦 : 小尻 : 黒石目地塗鞘小サ刀拵 総長 : 44.0cm 素銅魚子地金色絵、片櫃仕立、無銘 高さ:5.2cm 幅:3.4cm 厚さ:0.5cm 白鮫着、御納戸糸柄巻。長さ:12.0cm 波に舞鶴図、四分一地、高彫、金色絵、無銘 高さ:3.8cm 幅:2.2cm 琴高仙人図、赤銅容彫、金色絵 眠り布袋図、赤銅魚子地、高彫、金色絵 縦:9.8cm 横:1.45cm 波図、四分一地 銀槌目地 |
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説明 : 五島正蔭は、越中国富山に生まれ、名を鯉介と称し、玉心斎と号した。はじめ鈴木正雄の門人となり、のちに水心子正次門となる。越後国高田に住し、山浦一門らしい互の目乱れを得意する。 本作は、山浦一門らしいふくら辺がやや枯れた短刀姿に、小板目肌がつんで、やや柾がかり、地沸がつく。刃文は、小互の目を連れて焼き、足入り、小沸がつき、砂流しがかかり、匂口が明るい。彫物は、表に鶴を、裏:「寿」の文字を陰刻し、その下に蓑亀を肉彫りしている。鶴は千年、亀は万年を生きるという中国の言い伝えがあり、長寿を祝ったり、おめでたいことを祝う時に使われる。附帯する黒石目地塗鞘小サ刀拵にも布袋、琴高仙人、舞鶴をあしらい誠にお目出度い図柄となっている。 |
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備考 : 新々刀 中作
全体に薄錆とヒケがみられます。 |