宮城昭守

 

No.A00269

白鞘  金着一重ハバキ

     売 約 済

刃長 : 73.7cm  (2尺4寸2分強) 反り : 1.6cm  (5分半)

元幅 : 3.3cm 先幅 : 2.6cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.5cm

登録証

宮城県教育委員会

昭和48年10月15日

: 宮城県

時代 : 現代 昭和48年 1973年

鑑定書

宮城昭守作

昭和二二十八年九月日

形状

 

刃文

 

帽子

鎬造、庵棟、身幅やや広めに、重ね厚く、長寸にて、反り浅くつき、中鋒延びごころとなる。

小板目つみ、細かに柾が流れ、沸つき、地景入る。

互の目乱れ、頭の丸い独特な互の目交じり、足入り、匂本位に小沸つき、刃縁肌にからみて、砂流し幾重にもかかり、処々島刃風交える。

わずかに乱れ込み、先小丸風にて、先よく掃きかける。

生ぶ、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔一。

説明

 宮城昭守刀匠は、本名を宮城真一といい、大正14年12月6日に生まれ、宮城県白石市に住す。昭和15年、宮城守国氏に入門し、同年、栗原彦三郎昭秀先生の日本刀鍛錬伝習所に入門する。昭和18年、日本刀展覧会に出品し金賞受賞。 昭和19年、陸軍軍刀展覧会で会長賞受賞。 昭和45年7月、作刀承認を受け、同年、同門の人間国宝:宮入行平刀匠について学び、後に独立する。昭和46年 第7回新作名刀展に入選受賞。 以後、奨励賞3回、優秀賞2回、 努力賞6回受賞。 昭和58年、宮城県白石市無形文化財に指定される。

 本作は、一見すると山浦一門の鈴木正雄あたりにみえる出来で、さすがに宮入一門の技倆の高さが窺える楽しめる一振りである。 

備考

鎬地などにヒケがみられます。

宮城昭守1
宮城昭守2
宮城昭守3
宮城昭守4

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