清雲子元道

 

No. A00072

白鞘  銀無垢一重州浜陰透ハバキ

  売約済

刃長 : 87.2cm  (2尺8寸7分半) 反り : 2.1cm  (6分)

元幅 : 2.9cm 先幅 : 2.2cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.5cm

登録証

三重県教育委員会

昭和52年12月15日

: 三重県

時代 : 現代 昭和52年 1977年

 

伊勢国住晴雲子元道作(花押)

昭和丁巳年霜月吉祥日

形状

 

刃文

 

帽子

鎬造、庵棟、身幅尋常にて、重ねやや厚く、非常に長寸ながら頃合に反りがあり、中鋒のバランスのねれた体配となる。鎬幅やや広めにて鎬筋高い。

柾目肌顕著にゆったりと流れ、地沸つく。

中直刃浅くのたれ、刃縁に喰違刃・二重刃・打ちのけなど交じり、沸つき、砂流しかかる。

直ぐにて、先焼詰め、掃きかける。

生ぶ、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一。

説明

清雲子元道は、本名を伊藤道行といい。三重県久居市に住す。

この太刀は、昭和丁巳年、すなわち昭和52年(1977年)の作にて、今から30年前に製作されたものである。保存状態も良く、銀無垢ハバキに州浜を陰に透かしを入れ洒落ている。

現代刀の中で、大和保昌写しの作品は珍しい。造込み・地鉄・刃文・帽子など、すべて保昌写しの作風を示しており、大和伝の刀をお探しの方には、是非、お勧めのできるものである。尚、2尺9寸と長寸ながらバランスのとれた体配をしており、特に長寸の刀をお探しの方にもお勧めできる一振りであります。

清雲子元道
清雲子元道
清雲子元道

刀剣や刀の販売なら日本刀販売専門店つるぎの屋のTOPページに戻る