鉄元堂

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No.B00108

桐箱

     売 約 済

竪長さ : 7.2cm   横長さ : 7.1cm  耳の厚さ : 0.45cm

画題

大江山図

: 山城国 (京都府-南部)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(財)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成21年10月30日

(無銘) 鉄元堂

 

竪丸形、鉄地、高肉彫、地透、象嵌色絵、角耳、両櫃孔

説明

 鉄元堂正楽は岡本源兵衛俊行と称し、鉄屋伝兵衛国治の門人で、工銘は尚茂、正楽はその号であり、安永9年(1,780)に没した。作風は主として鉄を用い、鉄を自由にこなす作者として定評があり、一宮長常、大月光興と共に、京都金工の三作に挙げられている。

 本作は、鉄元堂派と極められた一枚で、やや小振りながらも重ね厚く、山伏・鬼・木々・滝・草花などを鉄地に金銀・赤銅・素銅など様々な象嵌を加え、見事にリアルに仕上げている。表の右半分は、山伏に姿を変えて大江山に向かう5人の武者がいる。それぞれ金剛杖を突き、草履掛けで笈を背負っている。左上部には道案内をする老人、下部には風格ある人物が唐子に案内されている。裏側に目を移すと、左上部には滝の岩上に立ち、供を従えて鬼を睨みつけている人物がおり、源頼光であろうか。右半分には、鬼たちが鉾や長刀を携えて怯えている姿を見事に表現している。鉄鐔でこれ程までに人物の表情や様々な姿を表現することができるのは鉄元堂をおいて他にはおらず、無銘ながら作位の高い一枚となっている。

鉄元堂2
鉄元堂3
鉄元堂4
鉄元堂5
鉄元堂6
鉄元堂7
鉄元堂1

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