宗正光

無鑑査 Mukansa

No.A00447

白鞘 佐藤寒山先生鞘書

金無垢二重ハバキ

\ 350,000 (税込)

刃長 : 25.0cm  (8寸2分半) 反り : 内反り

元幅 : 2.1cm 元重 : 0.5cm

登録証

福岡県教育委員会

昭和49年09月19日

: 福岡県

時代 : 現代 昭和47年 1972年

鑑定書

筑州宗正光勉作

写 国吉 新雪昭和二二十七年一月九日

形状

刃文

 

帽子

平造、庵棟、身幅・重ね尋常、内反りとなる。

小板目肌つみ、杢交じり、処々柾がかり、地沸厚くつき、地景入る。

中直刃、浅くのたれごころを帯び、匂深く、小沸よくつき、金筋入り、砂流しかかり、匂口明るく冴える。

直ぐに小丸に短く返り、先掃きかける。

生ぶ、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔一。

説明

 宗正光刀匠は、明治38年8月9日に生まれる。昭和17年より小宮四郎国光刀匠に師事し、戦時中は海軍刀の制作に従事する。昭和29年より新作名刀展に出品する。子に宗勉刀匠がいる。作意は、同郷の古作:左文字や長曽弥虎徹興里に私淑して沸強く明るく冴えた刃を焼く。

 本作は、宗正光・勉刀匠の親子合作にして、銘文や佐藤寒山先生の鞘書にもあるように古作:粟田口国吉の写しとなる。身幅・長さともに頃合いの古作を思わせる品の良い短刀姿に、地鉄は、小板目肌がよく錬れてつみ、杢を少しく交え、わずかに柾がかり、地沸が微塵に厚くつき、地景入るといった粟田口物の特有である梨子地肌を見事に再現している。刃文は、直刃調がわずかにのたれごころを帯びて、細かな小沸がよくつき、金筋入り、砂流し細かにかかり、匂口が明るく冴えた優れた出来映えを示す。銘文にみられる「新雪」とは刃中の沸が細かな白い雪を思わせることから宗刀匠自身が自賛したものであろうか。佐藤寒山先生も「巧ニ出来申候」と賞賛されている。

備考

「筑州宗正光勉 写国吉新雪 昭和二二十七年一月九日 刃長八寸二分半有之 昭和申寅師走吉日 寒山誌(花押)

粟田口国吉写巧ニ出来申候」

 

無鑑査

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宗正光3