大刀剣市 カタログ掲載品
竪篠刻黒漆研出鮫腰小刻鞘肥後打刀拵

第54回重要刀装 NBTHK Jyuyo Paper No.54

No.F00281

 

      参 考 品

総長 : 96.0cm 総反り : 3.0cm

柄長さ : 21.8cm 柄反り : 0.3cm 鞘長さ : 74.8cm 鞘反り : 1.8cm

 

: 肥後国 (熊本県)

時代 : 江戸時代末期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

重要刀剣指定書

平成20年10月10日

竪篠刻黒漆研出鮫腰小刻鞘肥後打刀拵

目貫

総金具

切羽

下緒

白鮫着、茶漆皺革塗糸菱巻。

桐紋三双図、金地、容彫。

花桐図、赤銅石目地、金平象嵌、小縁金、無銘 。

 

四方花桐図、切込木瓜形、赤銅磨地、金平象嵌、角耳小肉同手、無櫃孔、無銘。

黒漆研出鮫竪篠刻、腰黒呂色塗小刻。

素銅地金着二枚。

鶯色糸笹浪打。

説明

 肥後拵は文武両道に秀で、千利休の高弟として茶道にも造詣が深かった肥後国熊本藩主細川三斎忠興の指導によって大成したもので、その見どころは華美と濃厚を避け、地味な中にいかにも垢ぬけした雅味を求めたところにある。

 本作は、時代性に即した突兵様式の形態で、総金具を花桐文で揃え、その金平象嵌の技法が赤銅地に映えて華麗であり、目貫の桐紋三双は、後藤家の手になる堅実な作域を示している。鞘塗は研出鮫に難儀な竪篠を刻み、腰を黒呂の小刻に変え、鞘の内部は入れ子となっており、総てに丹念な制作が光る。肥後拵形式の渋さの中にも新鮮味が加わった力作である。

備考

鐔の左側面に当たりがあります。

鞘の裏側の下部の部分にあたる鮫皮に割れがみられます。

刀剣や刀の販売なら日本刀販売専門店つるぎの屋のTOPページに戻る