大刀剣市 カタログ掲載品
陸奥守忠吉

第11回特別重要刀剣 NBTHK Tokubetsu Jyuyo No11

No. F00257

白鞘  上貝金無垢二重抱茗荷紋ハバキ

\ 18,000,000 (税込)

刃長 : 76.35cm  (2尺5寸1分半) 反り : 2.1cm  (6分強)

元幅 : 3.15cm 先幅 : 2.3cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.55cm

登録証

東京都教育委員会

昭和27年08月11日

: 肥前国 (佐賀県・長崎県)

時代 : 江戸時代中期 寛文頃 1661-1672年頃

鑑定書

(財)日本美術刀剣保存協会

特別重要刀剣指定書

平成01年11月08日

肥前国住陸奥守忠吉

形状

刃文

 

帽子

鎬造、庵棟、長寸で身幅広く、重ね厚め、反り深くつき、中鋒延びる。

小板目肌よくつみ、地沸つき、米糠肌状となり、地景細かに入る。

中直刃、小足・葉入り、匂深く、小沸よくつき、細かに金筋・砂流しかかり、匂口明るく冴える。

直ぐに小丸に返る。

生ぶ、先栗尻、鑢目浅い勝手上り、目釘孔一、佩表棟寄りに長銘がある。

説明

 陸奥守忠吉は近江大掾忠広の嫡子で、本家三代目を継いでいる。忠吉襲名は、土佐守忠吉歿後、土佐守家が本家に忠吉を返上したためである。万治3年に陸奥大掾を受領、翌寛文元年には陸奥守に転じ、貞享3年、父二代忠広に先立つこと7年、50歳で歿している。作品が比較的少ないのは、作刀期間が割合に短かったことと併せて、父の代作に任じていたためであろう。作風は父よりもむしろ祖父の初代忠吉に近く、直刃を最も得意としている。

 この刀は、長寸で身幅が広く、重ねが厚めで、反りが深く、中鋒の延びた豪壮な体配を示し、鍛えは小板目肌がよくつんで地沸のついた、いわゆる小糠肌状を呈して、地景が細かに入り、刃文は彼が最も得意とした中直刃を焼いて匂が深く、小沸がよくつき、細かに金筋・砂流しがかかり、匂口が冴えるなどの作柄で、正に三代忠吉の本領を遺憾なく発揮されている。地刃共に健全で、姿に迫力があり、同作中の傑作である。鍋島家伝来の一口である。

備考

新刀 上々作。

最上大業物。

 

第11回特別重要刀剣指定品(第34回重要刀剣指定品)

陸奥守忠吉1
陸奥守忠吉2
陸奥守忠吉3

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