大刀剣市 カタログ掲載品
尻懸則長

第24回特別重要刀剣 NBTHK Tokubetsu Jyuyo No.24

No.F00252

白鞘  田野辺探山先生鞘書 金着一重ハバキ

      参 考 品

刃長 : 69.8cm  (2尺3寸) 反り : 2.0cm  (7分)

元幅 : 2.6cm 先幅 : 1.9cm 元重 : 0.55cm 先重 : 0.45cm

登録証

長野県教育委員会

昭和28年03月27日

: 大和国 (奈良県)

時代 : 鎌倉時代 文保頃 1317-1318年頃

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

特別重要刀剣指定書

平成28年4月

大和尻懸(以下折返)住人左近□□則長

形状

刃文

帽子

彫物

鎬造、庵棟、身幅・重ね尋常に、鎬筋高く、反りつき、中鋒となる。

板目つみ、処々柾がかり、地沸つき、地景入り、沸映りたつ。

直刃調に小互の目を連れて交じり、足入り、匂深く、小沸よくつき、金筋入り、砂流しかかり、打ちのけ・湯走りなど交える。

直ぐに小丸に返り、先掃きかける。

裏に腰樋を掻き流す。

磨上、先栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔四中二埋。

説明

 大和五派の中の尻懸派は、則長を事実上の祖とて栄えた。有銘作は少ないが、則長の作には文保三年四十八、暦応三年六十九と行年銘を切った短刀が現存し、また下って室町期の作と認むべきものもままあって、同名数代あったものと思われる。則長の作風は、造込みは鎬筋高く、鎬幅が広く、鍛えは板目が流れごころで、刃文は直刃基調という大和物共通の特色に加えて、刃中に小互の目が連れるところに見処がある。

備考

古刀 上作

大業物

 

田野辺探山先生鞘書

「和州尻懸住左近允則長 長銘有之而中途ヨリ折返ノ処置ガナサル厚ク沸付ク直刃ニ道永気質ガ加ハリ同工ノ見所ヲ明示シテ出来優レ加ウルニ地刃ガ健ヤカナルモ称揚サル同作中左近ヲ冠スル者尠ナク資料性高ク蓋シ元徳頃ノ年代ナラン 長弐尺参寸有之 時季乙未五陽 探山辺道識(花押)」

 

(第61回重要刀剣)

尻懸則長1
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