大刀剣市 カタログ掲載品
後藤一乗

特別保存刀装具NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

No.F00219

桐箱

     参 考 品

長さ : 9.7cm    : 1.45cm

画題

瓢目鼻図

: 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(財)日本美術刀剣保存協会

特別保存刀装具鑑定書

平成26年01月17日

後藤法橋一乗(花押)

 

四分一磨地、毛彫、高彫、象嵌色絵

説明

 後藤一乗は、後藤家の掉尾を飾る名工である。寛政三年に後藤家の分家である七郎右衛門家:四代重乗の子として京都に生まれた。九歳の時、八郎兵衛謙乗の養子となり、十一歳で半左衛門亀乗について彫技を学んだ。十五歳の時、養父の死に伴い家督を相続し、兄に是乗光熈、弟に久乗光覧がいる。彼ははじめ光貨といい、ついで光行、さらに光代と名乗り、文政七年三十四歳の時、光格天皇の御剣金具を製作した功により法橋の位を授かり一乗と号し、文久二年には光明天皇の御太刀金具を製作し、翌年、法眼に叙せられた。明治九年八十六歳で歿している。

 四分一磨地の中に細かな金砂子を交えて、和歌を毛彫にし、下部には瓢箪の葉を赤銅象嵌、蔓を金象嵌を加え、瓢全体はわずかに高彫にしている。瓢の一部に金の平象嵌を加え、人間の笑っている顔を毛彫で表現している。裏面は、赤銅磨地で、上部に後藤法橋一乗(花押)の銘を、下部には稲穂を毛彫に甲鋤鏨を加え、見事に表現している。小柄の小口や小尻には一乗独特の金象嵌が加えられている。

備考

 

後藤一乗1
後藤一乗2

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