大刀剣市 カタログ掲載品
後藤一乗

第31回重要刀装具 NBTHK Jyuyo Paper No.31

No.F00217

龍獅堂製桐箱 池田隆雄箱書

龍獅堂(光村利藻)旧蔵 鏨廼花所載

     参 考 品

鐔 : 竪長さ : 7.4cm   横長さ : 6.7cm 耳の厚さ : 0.3cm

縁 : 長さ : 3.8cm    : 2.0cm   高さ : 1.0cm

頭 : 長さ : 3.4cm    : 1.7cm   高さ : 0.5cm

小柄 : 長さ : 9.75cm    : 1.4cm

画題

五節句図

: 武蔵国 (東京都・埼玉県・神奈川-東部)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(財)日本美術刀剣保存協会

重要刀装具指定書

昭和59年10月18日

鐔 : 時年七十五 後藤一乗(花押) 後藤法眼作

縁頭 : 後藤法眼一乗(花押)

目貫 : (割短冊銘) 後藤・一乗作

小柄 : 時年七十四作 法眼一乗(花押)

縁頭

目貫

小柄

隅入木瓜形、朧銀地、高彫色絵、小柄櫃孔

朧銀地、高彫色絵

金無垢地、容彫

朧銀地、高彫色絵、戸口戸尻金

説明

 後藤一乗は、寛政3年に、京の後藤家の分家である七郎右衛門家四代の重乗の子として生まれた。文政7年、34歳で法橋に叙せらられ、文久3年には法眼となる。後藤家の棹尾を飾る名工で、はじめは家彫の作風をあらわしたが、のちには写生に転じ、花鳥をはじめ風景などを各種の地金を用いた細密な技法であらわした。

 題材の五節句は、古来から行われている五つの節句で、正月は白馬節会、三月は雛の節句、五月は菖蒲(端午)の節句、七月は七夕、九月は菊の節句(重陽の宴)などである。一乗はそれぞれの図を、目貫を除いて、他は朧銀地に緻密な高彫色絵を駆使して入念に制作している。いづれも一乗の特色をよくあらわしたものである。鏨廼花第一巻に所載する。

<龍獅堂について>

 

明治の刀剣・刀装具の大収集家であった光村龍獅堂(利藻)(1877-1955)。龍獅堂は明治維新とともに消えようとする刀剣・刀装具の技を絶やさぬため、伝世品収集の傍ら同時代の工人に拵の新調を依頼したと伝えられる。

明治10年11月4日生まれ。光村弥兵衛の長男。写真の趣味をもとに,明治34年神戸に関西写真製版印刷(のち光村印刷)を創立したが経営に失敗。大正3年東京で再起し,昭和3年光村原色版印刷所と改称。6年引退。印刷美を追求し,「原色版の光村」の評価をきずいた。昭和30年2月21日死去。77歳。大阪出身。

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