林藤八

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No.F00163

桐箱

     売 約 済

竪長さ : 7.25cm   横長さ : 6.95cm  耳の厚さ : 0.55cm

画題

桜花蕨手図

: 肥後国 (熊本県)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成21年12月22日

(無銘) 林藤八

 

竪丸形、鉄磨地、地透、毛彫、丸耳、片櫃仕立

説明

 林藤八は、林家三代目にして、享保8年(1723)に生まれ、寛政3年(1791)に69歳にて没している。在銘品は数点のにて、ほとんど無銘であるが、切羽台に残る隠し鏨が三代藤八であることを物語っている。

 この鐔は、竪丸形でやや厚みがあり、丸耳で切羽台が小判形である点が藤八の鐔の形であり、加えて、切羽台に残る上下の隠し鏨が更に実証している。黒く艶のある鉄地、穏やかな肉置きも藤八らしい。

 この図柄は、林又七にも見られるが、又七には枯木象嵌が加えられており、又七写しの藤八らしい鐔である。

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林藤八7

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