西垣

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No.B00127

桐箱

      売 約 済

竪長さ : 8.2cm   横長さ : 7.9cm  耳の厚さ : 0.55cm

画題

三巴透図

: 肥後国 (熊本県)

時代 : 江戸時代後期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成25年04月24日

(無銘) 西垣

 

障泥形、鉄槌目地、陰鏨透、金布目象嵌、丸耳

説明

 大振りの一枚にて、鉄槌目地に三巴を配し、金布目象嵌で唐草をあらわしている。障泥形に櫃孔が独特の形状となった、初代:西垣勘四郎が得意とした図柄で、遺例が数点残されている。鉄槌目地も焼き手が強く地鉄に艶が感じられる。陰透しも鏨の跡が力強く残されており、平地に意図的な小さな丸い朽ち込みを作っており作為的である。唐草をあらわした金布目象嵌も線が太めで、先端が縮れた西垣独特なものとなり、初代:西垣勘四郎の作域に近い優れた出来映えを示している。

西垣1
西垣2
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西垣6
西垣7
西垣8

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