後藤

保存刀装具 NBTHK Hozon Paper

No. B00015

桐箱

     売 約 済

小柄  長さ : 9.7cm    : 1.5cm

笄     長さ : 21.1cm  肩幅 : 1.4cm

画題

桃図

: 山城国 (京都府-南部)

時代 : 江戸時代初期

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀装具鑑定書

平成17年06月22日

(無銘) 後藤

小柄

目貫

赤銅魚子地、高彫、金銀色絵、裏哺金。

赤銅魚子地、高彫、金銀色絵、裏哺金。

赤銅地、容彫、金色絵。

説明

小柄・笄はやや荒めの魚子地を整然とまき、大振りの小枝と桃のみを高彫据紋にしている。桃の実は金色絵にて丸タガネを上手に使いリアル感を出し、花は銀色絵。共に哺金にて豪華である。目貫は、やはり大振りに作られている。

目貫の裏側の状態や、小柄・笄の保存状態からほぼ未使用のまま現在に至ったものと思われる。桃は古祥図として描かれることが多く、この三所物も祝事の贈物として使用されたものであろう。

無銘ながら「後藤」として鑑定されているが、同図のものに十五代光美自身銘のものが2点確認されている。

後藤
後藤
後藤
後藤

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