竹花繁久

 

No.A00496

(附) 黒呂色塗鞘合口拵

白鞘  金無垢一重家紋ハバキ

\ 650,000 (税込)

刃長 : 32.6cm  (1尺0寸7分強) 反り : 0.3cm  (1分)

元幅 : 3.1cm 元重 : 0.6cm

登録証

東京都教育委員会

平成29年02月18日

: 埼玉県

時代 : 現代 平成3年 1991年

鑑定書

竹花繁久彫同作

平成三年二月日

形状

刃文

 

帽子

彫物

平造、三ツ棟、身幅広め、重ね厚く、寸延び、反りつき、わずかに反りつく。

小板目肌よくつみ、地沸つき、地景入る、精美な肌合いを呈す。

のたれ調に互の目・小互の目を2つ揃いごころに交じり、足入り、小沸よくつき、金筋・砂流しさかんにかかる。

直ぐに大丸ごころに返り、先掃きよくかける。

表:草の倶利伽羅に蓮台、裏:梵字に護摩箸を肉彫する。

生ぶ、先浅い栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一(瓢箪形にて上部を銀埋)。

目貫

小柄

黒呂色塗鞘合口拵 総長 : 50.3cm

黒漆塗出鮫柄、黒糸柄巻。長さ:12.6cm

下り藤紋三双図、金地容彫

(欠)

説明

 竹花繁久刀匠は、昭和24年2月13日に生まれ、本名を竹花久司といい、「一貫斎」と号す。昭和47年、酒井一貫斎繁政刀匠に入門し、鍛刀の技を修行する。昭和53年、文化庁より作刀承認を得る。昭和54年、新作刀展覧会において初入選し、以後、優秀賞・努力賞など多数受賞する。昭和58年、埼玉県比企郡に鍛刀場を開設する。

 一門の刀匠は、「一貫斎」と号し、笠間繁継、宮口寿広(靖広)、酒井繁政、塚本起正らの先達がいる。それぞれが各時代の名人として広く知られており、一門の特徴して華やかな丁子乱れを巧みに焼き、刃中の働きが盛んであり、匂口が明るく冴えることが特筆される。また、彫技も得意とし、緻密なる龍図の彫物はまことに美事である。

 竹花繁久刀匠の作風は、南北朝時代の名工:備前長船長義に私淑し、延文・貞治頃の大切先となる豪壮な姿に、長義の得意した「相伝備前」の沸強い大乱れな作風を得意とする。また、他の一門の刀匠と同じく彫物も上手である。

本作は、彫物からいくと室町時代に活躍した相州鍛冶の綱広を写したものと推察され、刃中の金筋・砂流しと相俟って見事な出来映えとなっている。

附帯する金無垢一重家紋ハバキや黒呂色塗鞘合口拵の下がり藤紋三双の目貫は金無垢地にてよほどの注文作であったことが窺い知られる。小柄も金無垢であったと思われるが残念ながら欠損している。

備考

部分的に、刀身にヒケがみられます。

拵の小柄が欠損しています。

竹花繁久1
竹花繁久2
竹花繁久3
竹花繁久4

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