広木弘邦

無鑑査 Mukansa

No.A00458

白鞘  金着二重ハバキ

\ 750,000 (税込)

刃長 : 78.1cm  (2尺5寸7分) 反り : 2.9cm  (9分強)

元幅 : 3.2cm 先幅 : 2.2cm 元重 : 1.7cm 先重 : 1.4cm

登録証

神奈川県教育委員会

平成25年03月22日

: 神奈川県

時代 : 現代 平成5年 1993年

鑑定書

三池所生 相模国 広木弘邦造

平成二十五年弥生

形状

 

刃文

 

帽子

鎬造、庵棟、身幅やや広く、重ね厚めに、元先の幅差あり、腰反り高くつき、中鋒延びごころとなる。

小板目肌よくつみ、処々わずかに柾がかり、地沸つき、地景入る。

直刃基調に小互の目交じり、足・葉よく入り、匂口締まり、わずかに小沸つき、ささやかな砂流しかかる。

直ぐに大丸ごころに短く返り、先掃きかける。

生ぶ、先浅い栗尻、鑢目勝手下がり、目釘孔一。

説明

 広木弘邦刀匠は、本名を広木順一といい、昭和23年8月4日、福岡県に生まれる。幼少頃より父の広木国広刀匠に強く影響を受け、人間国宝:隅谷正峯刀匠に師事する。昭和43年、文化庁より作刀承認を得る。昭和48年、神奈川県厚木市に鍛刀場を開設する。平成8年、(財)日本美術刀剣保存協会の無鑑査に認定される。独自の地鉄の研究を重ね青江写しを得意としている。第4回刀文協新作日本刀展出品を最後に、平成25年5月、65歳で死去される。

 本作は、2尺5寸7分(78.1cm)と長寸にて、身幅やや広く、重ね厚めに、元先の幅差あり、腰反り高くつき、中鋒延びごころに結んだ鎌倉時代中期をおもわせる太刀姿を呈す。地鉄は、小板目肌がよくつみ、処々わずかに柾がかり、地沸が微塵に厚くつき、地景入る。刃文は、わずかにのたれごころを帯びた中直刃を基調に、小互の目交じり、足・葉よく入り、匂口締まり、わずかに小沸つき、ささやかな砂流しかかる。古作:青江派をおもわせる静謐な刃文を焼いた広木刀匠の最晩年作となっている。

備考

無鑑査

広木弘邦
広木弘邦
広木弘邦
広木弘邦