大和守元平

特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

No.A00411

白鞘  金着二重ハバキ

     売 約 済

刃長 : 57.0cm  (1尺8寸8分弱) 反り : 1.3cm  (4分)

元幅 : 3.2cm 先幅 : 2.4cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.5cm

登録証

宮城県教育委員会

昭和33年06月16日

: 薩摩国 (鹿児島県-西部)

時代 : 江戸時代後期 寛政7年 1795年

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

特別保存刀剣鑑定書

平成11年06月11日

奧大和守平朝臣元平

寛政七卯秋

形状

刃文

 

帽子

鎬造、庵棟、身幅広め、重ねやや厚く、元先の幅差少なく、反り浅くつき、中鋒延びる。

板目つみ、少しく杢交じり、地沸厚くつき、荒めの地沸を交え、地景太く入る。

互の目乱れに、小のたれ・尖り刃など交じり、足入り、匂一段と深く、さかんに沸づいて厚くつき、荒沸を交え、総体に沸筋・砂がしかかり、金筋入り、匂口明るい。

のたれ込み、先尖りごころに小丸に返り、先さかんに掃きかける。

生ぶ、先入山、鑢目筋違、目釘孔一。

説明

 奧大和守元平は薩摩藩工で、奧元直の嫡男にあたり、通称を孝左衛門という。延享元年に生まれ、文政9年83歳で歿している。彼は当時同国の伯耆守正幸と並んで薩摩新々刀界の第一人者であり、寛政元年正幸と同時に、大和守を受領している。作刀は明和年間より見られ、初め「薩陽士元平」、或は「薩藩臣奧元平」などと銘し、寛政元年受領後は、「奧大和守平朝臣元平」と銘するものが多い。作品は互の目乱れに小のたれ・尖り刃などを交えて、匂が深く、荒沸がつき、金筋・砂流し等がかかるなど、相州伝の作柄を得意としている。

 本作は、相州伝の作風を示したもので、互の目乱れに小のたれ・尖り刃などが交じり、足入り、匂が一段と深く、さかんに沸づいて厚くつき、荒沸を交え、金筋・沸筋・砂流し等がよくかかっている。作刀に迫力があり、佩きに富んだ作域を見せている。地鉄は、小板目肌がよくつまって、地沸が厚くつき、地景の入った地鉄は精良で、殊に鍛えが優れており、加えて幅広で重ねが厚めとなり、平肉のついた頑健な体配は薩摩刀然としている。元平の特色がよく表示された優刀といえる。

備考

新々刀 上々作

 

前の所有者の方の鞘書が、鞘の棟方にあります。

大和守元平1
大和守元平2
大和守元平3
大和守元平4

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