美濃守政常

特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

No.A00406

白鞘  鉄ハバキ

      売 約 済

刃長 : 21.2cm  (7寸) 反り : なし

元幅 : 2.8cm 元重 : 1.0cm

登録証

静岡県教育委員会

昭和40年09月11日

: 尾張国 (愛知県-西部)

時代 : 江戸時代初期 寛永頃 1624-1643年頃

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

特別保存刀剣鑑定書

平成18年04月07日

美濃守藤原政常

形状

刃文

 

帽子

両造

板目つみ、総じて柾がかり、地沸つき、地景入る。

直刃、浅くのたれごころを帯び、小沸よくつき、砂流しかかり、打ちのけ・湯走りなど交える。

直ぐ調に焼詰め、先さかんに掃きかける。

生ぶ、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔一。

説明

 初代政常は濃州納土の産で初銘を兼常といい、のち政常と改め、相模守を受領し、信高・氏房と共に尾張清洲で鍛刀し、のち尾張家の抱工となる。後世に至って尾張三作の名がある。美濃守政常は岐阜大道の子で相模守政常の養子となり、政常二代目といわれている。初代政常には槍、薙刀の優品があるが、二代目もその技を継いで上手であり、本作もその好例である。

備考

新刀 上作

業物

 

裏面の先端部分に鍛えが柾状になっています。

美濃守政常1

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