栗原彦三郎昭秀

保存刀剣 NBTHK Hozon Paper

No.A00240

白鞘  銀無垢一重太刀ハバキ

   売 約 済

刃長 : 69.8cm  (2尺3寸強) 反り : 1.8cm  (5分半)

元幅 : 3.2cm 先幅 : 2.4cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.5cm

登録証

神奈川県教育委員会

昭和58年05月20日

: 東京都

時代 : 現代 昭和15年 1940年 皇紀2600年

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀剣鑑定書

平成23年04月12日

勲四等栗原彦三郎昭秀謹作

皇紀二千六百年紀元佳節

形状

 

刃文

 

帽子

鎬造、庵棟、身幅広めに、重ねやや厚く、元先の幅差少なく、反り浅くつき、中鋒の延びた堂々とした体配となる。。

板目総体によくつみ、刃寄りわずかに柾ごころとなり、地沸厚くつき、地景入る。

互の目を連れて焼き、小互の目交じり、足入り、匂勝ち小沸つき、金筋入り、砂流しかかる。

直ぐ調に大丸風に返り、先わずかに掃きかける。

生ぶ、先栗尻、鑢目筋違に化粧つく、目釘孔一。

説明

 栗原彦三郎昭秀は栃木県阿蘇郡閑馬の里(現:佐野市)出身、元衆議院議員。早くより刀剣を好み、特に鍛錬に趣味を有し二代:将應に学ぶ。日本刀伝習所を赤坂氷川町の自宅庭内にもうけ笠間繁継などを招して師となし門下生指導の道を開く。門下生には、人間国宝である宮入昭平(行平)刀匠、天田昭次刀匠等はじめ多数いる。昭和十年、主催:日本刀伝習所、後援:文部省にて日本刀展覧会を開く。のち毎年これを開催することを務める傍機関誌として「日本刀」及び「日本趣味」を発刊する。刀匠、研磨師、鞘師などの隆盛をはかった斯界の功労者である。

 大戦中の有名刀匠としては、栗原彦三郎昭秀、笠間繁継、塚本一貫斎起正、月山貞勝らがあげられる。

 本作は昭和15年、いわゆる皇紀二千六百年にあたり、当時は神武天皇の即位から数えて2600年の祝賀行事が盛大に行われた。また、この年には多くの刀匠が神社への奉納刀などを多数製作しており優れた作品が多い。栗原彦三郎昭秀が六十一歳の年にあたり、通常は軍刀の寸法である2尺1寸(約63cm)であるのに対し、2尺3寸強(69.8cm)と長寸になり出来も良い一振りとなっている。

備考

栗原彦三郎昭秀1
栗原彦三郎昭秀2
栗原彦三郎昭秀3
栗原彦三郎昭秀4

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