山城守国清

特別保存刀剣 NBTHK Tokubetsu Hozon Paper

No.A00205

(附) 黒呂色塗桐鳳凰影蒔絵鞘合口拵

白鞘  金着二重ハバキ

     売 約 済

刃長 : 54.0cm  (1尺7寸8分強) 反り : 1.2cm  (4分)

元幅 : 3.1cm 先幅 : 2.2cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.45cm

登録証

秋田県教育委員会

昭和36年□月09日

: 越前国 (福井県-北部)

時代 : 江戸時代初期 寛永頃 1624-1643年頃

鑑定書

(財)日本美術刀剣保存協会

保存刀剣鑑定書

平成20年08月22日

(菊紋)一 山城守藤原国清

形状

 

刃文

 

帽子

鎬造、庵棟、身幅広く、元先の幅差ややつき、重ね厚め、反り浅めにつき、中鋒となる。

板目に杢交じり、肌目細かに立ち、地沸微塵に厚くつき、地景よく入り、かね黒みをおびる。

互の目が焼頭揃いごころとなり交じり、足よく入り、匂深く、小沸よくつき、やや叢だち、金筋入り、砂流しかかり、匂口沈みごころとなる。。

直ぐ調に浅くのたれ大丸風に返り、先掃きかける。

生ぶ、先栗尻、鑢目筋違、目釘孔一。

小柄

目貫

黒呂色塗桐鳳凰影蒔絵鞘合口拵 総長 : 77.0cm

白出鮫 長さ:19.5cm

宝に獅子図、赤銅魚子地、高彫象嵌色絵、裏含金 無銘 高さ:9.6cm 幅:1.4cm

宝に獅子図、赤銅魚子地、高彫象嵌色絵、裏含金 無銘 高さ:21.1cm 幅:1.3cm

象図、銀地容彫、金象嵌色絵

説明

 山城守国清は、その名跡が数代継承されているが、中でも初代が最も技倆が高く、次いで二代が達者である。初代は通説に、本国は信州松本で、三代目助宗の子であり、初め吉右衛門といい、上洛して堀川国広の門に学び、国清と改め、のちに越後高田の松平忠昌に仕え、さらに主君の忠昌が越前福井に移封の際に従って同地に移ったと伝えている。寛永4年2月に山城大掾を受領し、翌寛永5年2月に山城守に転じたという。二代は、新兵衛と称し、初代の次男である。

 本作は、菊紋の下に「一」の字を添えている。一般に、初代作には「一」の字を使用しているものはなく、二代以降の作に「一」の字を切っており、また「(菊紋)一 山城守藤原国清 天和二年八月日」と銘した短刀が違存する。国清の代別、就中、初・二代を明確に区分することは、現時点では難しく、さらに今後の研究に俟つところである。

 本作は、互の目を焼いて、足が入り、沸が厚くつき、処々荒めの沸が交じり、ややむらづき、金筋入り、細かに砂流しがかかり、匂口が沈みごころとなるなどの出来口をあらわしている。国清の作域のひとつで、沸が強く、刃中の働きも豊富である。また鍛えは、板目に杢が交じり、肌目が立ち、地沸が微塵に厚くつき、地景がよく入り、かねが黒みをおびている等、北国がねの特色もよく表示されている。国清の本領が遺憾無く発揮された一口で、加えるに地刃共に健全であり、体配も堂々としている。附帯する黒呂色塗桐鳳凰影蒔絵鞘合口拵も黒呂色に桐鳳凰を影蒔絵にて施した雅味のある格調高い一品となっている。

備考

新刀 上作。

業物。

 

気になるほどではありませんが、ハバキ元に僅かに刃こぼれがあります。

(研磨すると身幅が減るので現状のままにしております)

部分的に、ヒケがみられます。

山城守国清1
山城守国清2
山城守国清3
山城守国清4
山城守国清5
山城守国清6
山城守国清7
山城守国清8
山城守国清9
山城守国清10
山城守国清11

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