月山寛安

保存刀剣 NBTHK Hozon Paper

No. A00064

白鞘  金着一重ハバキ

「藤代 刀工辞典(古刀編) 」 149頁 所載

     売 約 済

刃長 : 69.6cm  (2尺2寸9分) 反り : 1.6cm  (5分半)

元幅 : 3.1cm 先幅 : 1.9cm 元重 : 0.7cm 先重 : 0.4cm

登録証

愛媛県教育委員会

昭和61年09月30日

: 出羽国 (山形県・秋田県)

時代 : 室町時代後期 天文年間 1532-1555年

鑑定書

(公)日本美術刀剣保存協会

保存刀剣鑑定書

平成18年03月29日

月山寛安作

天文年中三月吉日

形状

 

刃文

 

帽子

身幅・重ね共に頃合いにて、寸がややつまり、先反りつき踏張りごろろが感じられる室町後期の打刀姿。鎬筋高めに鎬幅広く、鎬地を削いでいる。

綾杉肌の典型であり、地沸つき、地景入り、やや肌黒づみ、白け映りたつ。

焼きの低い直刃を基調に小五の目交じり、小沸つき、綾杉肌からみて細かな働きがみられ、匂口沈みごころとなる。

乱れ込み、先掃きかける。

説明

月山一派は近則・軍勝が有名であるが、他はあまり知られていない。他では正信・俊吉・定真・寛安などがいるが個銘を切ったものは極めて稀で、個人銘を切る刀工も単に「月山」とのみ切る場合もあると思われる。一般に個銘を切ったものの方が良いものが多いといわれている。

この刀は、月山鍛冶の伝統的鍛法である綾杉伝をもって、地鉄は綾杉肌がよくあらわれ、それが刃肌にからみ細かな働きとなり、北国物の特有の匂口がやや沈みごころとなる典型的作風を示している。且つ「寛安」の個銘と裏年紀の入った貴重な一振である。

「天文年中」と正確に年代を記さない銘の切り方は、古刀期、特に室町後期にまま見受けられ、他では備前物・関物などにも経眼される。

備考

若干の研ぎ減りが感じられ、また、古研の為やや長めのヒケがあります。

小錆が僅かにみられます。

月山寛安
月山寛安
月山寛安
月山寛安

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